たいほ ページ10
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少し経ったある日､梅の元に1本の電話がかかってくる
「はい。灰谷です」
「突然すみません。私､△△少年院のものです」
「少年院?」
「灰谷梅様ですね。弟さんのことでお話が」
(蘭と竜････?)
「わかりました。今向かいます･･･」
────────
梅side
「･･････････」
「･･･････････････」
弟の罪は傷害致死
六本木の最大の暴走族"狂極"とタイマンをしたらしい
今､蘭と面会中
この後､竜ともする予定
私が勝手に決めてるだけだけど
「アイツ､めちゃくちゃ弱かったぜ姉ちゃん」
「総長､俺が一瞬でノシたし」
反省の色がねぇなぁ
さすが私の弟
「蘭。年少で騒ぎ起こすなよ」
「出られなくなる」
「わぁってるよ」
「ていうか怒らねぇの?弟が捕まったのに」
「万引きとかで捕まったらボコボコにしようと思ったけど」
「なかなかド派手にやったからね」
「ふはっ。狂ってるなぁ。姉ちゃん」
「お前が言うな」
じゃあなと一言いって蘭は戻った
次は竜だ
「姉ちゃん･･･････」
「竜」
「メイワク･････かけてごめん」
「はぁ?迷惑なんか使うな馬鹿」
「蘭に振り回されてばかりで迷惑なんざ慣れた方よ」
「･･･････････でも」
「申し訳ないと思っているなら､早く出てきなさい」
「うん････」
「じゃあね」
竜が部屋から出ていく
弟にはあぁいったけど､居ないと寂しくなるなぁ
いや､でも殺しの仕事がやりやすくなる････?
はぁ。すぐ仕事の考えにいく。
帰ろう
それで､2人が出てくるのを待とう
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作者名：金平糖 | 作成日時：2022年7月31日 17時
