彼の茶髪は誰より明るい【二口堅治】 (ページ45)

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「ねね、二人共。“ぱぱ”起こしておいで。」

　『はあい!』

　「ぱぱ!起きて起きて!」

　「今日はお買い物でしょー!」

堅治「はいはい。おはよう。緋彩、蒼斗。」

　『おはよーー‼』

あれから5年。二人の子供ができました。

緋彩が4歳で、蒼斗が3歳です。

堅治君も、ちゃんとぱぱしてくれています。

堅治「A、ぼーっとしてっと置いてくぞー!」

　「あぁまって!!」

緋彩「ぱぱ抱っこー!」

堅治「いーぞー」
　
蒼斗「僕も僕もぉ!」

　「蒼斗はままね?」

蒼斗「うん!」

茂庭「おーい二口ー!」

舞「やっほー!」

愛「緋彩ちゃん!蒼斗くん!」

堅治「茂庭さん!」

　「お久しぶりです!」

緋彩「愛ちゃん!」

蒼斗「遊ぼ!」

デパートにわ茂庭一家が。愛ちゃんは緋彩と同じ4歳です。

堅治「蒼斗〜転ぶなよ〜」

茂庭「あああ!愛!危ないでしょう!」

　「心配性だなぁ。二人共。」

舞「大丈夫よ。あんた達が思ってるより皆タフよ〜」

茂庭さん、バレー部のみんな。仲間でいてくれてありがとう。

兄さん。いつもありがとう。

緋彩、蒼斗。産まれて来てくれてありがとう。

堅治君、私を選んでくれてありがとう。

Fin*