にじいろがーる(JW)3

・重岡と小西 ページ15

神山side









うちのダブルセンターのしげとA。









普段はお互いを誉めるような発言はしない。









せやけどお互いが極限状態なのに気づくのがほんまに早くて、









「A、ようやったわ」









『大ちゃん、かっこよかったよ。』









なんて、お互いが欲しい言葉をさらっといってしまう。









俺が先輩ヅラして尖ってた頃も、Aはしげと同期なんちゃうかってレベルで仲良しで。









悔しいけど、二人が売れるのもセンターなのも、必然的だった。









『だいちゃ、っ』









どっちかが辛かったり、しんどかったりしたときも、仲が悪いときも、ずっと隣にいて。









『しげが隣にいるから安心する』









「Aが隣に居らんくなったら俺、ほんまにやっていけんと思います。」









なんて、雑誌でお互いのことを話すくらい。









.









「ほれ、」









『っ！？！？





もうしげ嫌い！！』









しげ、やり過ぎはほんまに嫌われてまうからな？(笑)

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