にじいろがーる(JW)3

・けんか ページ11

中間side









今日はダンスのレッスンの日で、他の仕事がある濱ちゃんと流星以外は朝からレッスン。









いつもよりか遅れてレッスンにきたAはかなりぼーっとしていて、こっちをみようとしなかった。









少し気になったままレッスンが始まると、明らかにキレのない動き。









緑「A？体調悪い？」









『大丈夫、ごめんね、なんかうまくできなくて…(笑)』









そのときはそれだけで収まったんやけど、問題はそのあとで。









橙「A？やる気ある？大丈夫か？」









『…ごめ、、』









黄「なんやごめんって



回答になってへんがな。」









『…っ』









緑「淳太、そんなに怒らんくても…」









黄「神ちゃんはイラっと来んの？



俺ら真面目にやってるんやで？」









『、、、、』









桃「A、なんか言い…？」









『、』









橙「なんやねんなんも言わんかったらなんもわからんわ」








久しぶりにレッスン場に険悪な空気が流れ、沈黙がつづいた。









「ちょっと、休憩とろ」









見かねた振り付け師さんが休憩をくれて。









黄「振り付け師さんにも迷惑かけてるんやで？」









『っ、、、ごめんなさい、』









それだけ言うと部屋から出ていってしまった。









黄「なんやねんあいつ…。」









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