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北山side
藤ヶ谷と電話で話してたら直接の方が良さそうだなって
俺の家の近くまできてくれた
藤ヶ谷「北山の家ってAちゃんと近いのな」
北山「そのAちゃんの話なんだけど」
藤ヶ谷「ほお？」
一瞬で藤ヶ谷は顔色を変えた
北山「玉森ってやつ知ってるか？」
藤ヶ谷「知ってる」
北山「あいつ何」
藤ヶ谷「金城っていうとこの孫、お父さんも社長だね。まぁ坊ちゃんだよ、俺なんかより全然上」
北山「そう」
藤ヶ谷「玉森くんがどうかしたの？」
北山「俺はあいつが嫌いってこと、今日わかったよ」
藤ヶ谷「それはお金持ちだから？」
北山「それだけじゃねえよ、Aちゃんを泣かせたからだから嫌い」
藤ヶ谷「泣かせた？玉森くんが？まさか」
北山「その感じだと玉森がAちゃんのこと好きなのは知ってたんだな、、、、」
藤ヶ谷「ま、まぁ……」
北山「口止めが甘かったのは玉森だけか……」
藤ヶ谷「何のこと言ってんの？」
北山「お前はAちゃんに口止めされたこと忠実に守ってるんだな、お前だけじゃない緑もかのんちゃんも、、、それと、、横尾さんも」
藤ヶ谷「えっ」
北山「さっき知った、Aちゃんも令嬢だって」
藤ヶ谷「話の流れからして、、、玉森くんが言ったってこと？」
北山「それ以外にあるか、それで泣いたんだよ」
藤ヶ谷「それで、、、？北山はどうしたいわけ？」
北山「どうって、、、、」
藤ヶ谷「Aちゃんが、お前の嫌いな金持ちだった訳だけど？」
北山「俺は金持ちが嫌いなんじゃなくて、金で何でもかんでも解決しようとする奴が嫌いなんだよ」
ﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀ
誰が走ってくる音が聞こえた
ひな「はぁはぁ、、みつけた、、、北山」
北山「だから、先輩な！」
藤ヶ谷「ひなちゃん、どうしたの」
ひなは俺に近づいてきてうるっとした目で訴えてきた
ひな「辛いことあるから支えてって言ったのに！！」
そう言われて思い出した
卒業式の日、、、
これのことだったんだ、、
ひな「北山じゃないとAは笑顔じゃないのに！」
北山「、、、ごめん」
ひな「バカ！やっぱり北山嫌い！私から、、Aをとったのに！！！」
どんだけ姉ちゃん好きなんだよって
素直に思った
北山「何でお前が泣くんだよ」
ひな「だって！」
北山「泣くなって、ちゃんとするから」
藤ヶ谷「それはどういう意味？」
北山「あんなやつに取られたくないって意味」
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ぴの(プロフ) - 更新、楽しみにしています。ずっと、思いを重ねないけど繋がってる距離が大好きです。はやく、思いが重ならないかな…感 (2020年6月15日 13時) (
レス) id: a8ffbe2352 (このIDを非表示/違反報告)
ななこ - 好きって自覚した北山先輩の心の中が可愛すぎます(〃∀〃) 早く素直になって付き合って欲しいです! 次の更新も楽しみにしてます♪ (2020年5月28日 19時) (レス) id: b9f3f655ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ころん | 作成日時：2020年5月27日 8時
