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先生「北山くん優しいのねえ」
A「優しすぎるんですよ」
先生「でもちかちゃんと付き合ってるんじゃ」
A「…そうですよ」
先生「あらやだ青春じゃない笑」
A「先生やめてー」
先生「ていうか、高瀬さんこれは病院行ったほうがいいかもねー、結構腫れてるわ、まぁ捻挫は間違いないしもしかしたら靭帯いってるかも」
A「本当ですか？」
先生「うん、行けるなら早いうちにね〜」
A「はーい」
どうせ動くと痛いだろうからって、先生に言われて
閉会式が終わるまで私はずっと保健室にいた
ガラガラッ
北山「おい！」
A「えっ？」
振り返ると、頭より険しい顔をした北山先輩が立っていた
北山「なんで言わなかった？」
A「な、なにをですか」
北山「足！」
A「…………」
先生「北山くん！ちょっと落ち着いて」
A「私、帰ります…。先生今日はありがとうございました」
痛みがある足を、必死に動かして
できるだけ早歩きで校舎を出た
________
北山 side
横尾さんから話を聞いて慌てて保健室にきて、つい大きい声を出してしまった
先生「もー、女の子に怒鳴ったらダメでしょ」
北山「すいません」
先生「高瀬さん北山君が優勝狙ってるからって言って頑張ったんだから、責めたらだめよ」
北山「先生知ってたの？」
なんで、全部自分で解決しようとするのかなAちゃんは、、、、
絶対俺のせいなのに
俺のせいで色々されて、怪我してんのに
先生「まぁ」
北山「言ってよ！、、、、、あいつは…」
先生「…………ほーぅ、青春だなぁ」
北山「は？なに言ってんの」
先生「欲張りはだめだよ北山くん、どっちかにしなね？」
北山「意味わかんねぇし」
みんなしてなんなんだよ…
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作者名：きぴ | 作成日時：2019年11月18日 7時
