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北山side
幼馴染みと祭りに来ていた俺はジャンケンに負け
みんなの分の食べ物を買いに行くはめになってしまった
いい屋台ないかなって探していたら
道の脇に座っているAちゃんを見つけた
北山「えっ」
A「北山先輩！」
浴衣…………
めっちゃ可愛いし似合ってるじゃん
北山「なんだ、来てたんだ」
A「はい」
北山「誰と？見たところ周りにいないけど笑」
こんな浴衣着て誰と来てんだか…
A「かのんです！」
北山「なーんだ1人なのかと思ったわ笑」
Aちゃんほんとは誰と来てんの？
俺さっき見たんだよかのんちゃんと横尾さんが2人で歩いてるの、かのんちゃんと一緒にきたんだとしても
今1人ってことはもう1人誰かいるでしょ？
A「1人で浴衣ってそれ本当だったら私相当やばい人ですよ笑」
北山「お前やべぇやつじゃん笑」
A「北山先輩も周りに誰もいませんけど、悲しく1人ですか？」
こいつ、いつものノリで返してきやがった
北山「ちげぇよ、幼なじみたちときてんの」
A「えっ、、」
北山「んだよ」
A「いや、ちか先輩ときてるのかと」
んだよみんな、ちか、ちかって
俺だって誘ったわ！
だけど、家族で用事あるからって…
北山「おれにもいろいろあんだよ」
A「へぇ〜」
そろそろアイツらがうるさくなる頃だとおもって
その場を離れることにした
北山「おれ戻るわ。じゃあな〜、お互い花火楽しもうぜ」
A「はい、さようなら」
少し歩いてから
振り返ると
あいつは誰かと楽しそうに話していた
あれは、、、
ふじ、、、がや？
なんで、藤ヶ谷？
なんだろう今、モヤってしたような……
いや、気のせい気のせい
早く買って戻ろう
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作者名：きぴ | 作成日時：2019年11月18日 7時
