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北山side
ちょっと目を離しただけなのに
Aちゃんはその間に倒れてしまった
俺は急いで保健室に運び、横尾さんに頼んでかのんちゃんにまで伝えてもらった
クラスで色々背負わされてるって言ってたっけ
そりゃぶっ倒れるわ
ガラガラ
北山「あ、かのんちゃん？」
ちか「……」
北山「あれ、ちかどうしたの？怪我した？今先生いないけど」
ちか「いや、そうじゃないけど、、宏光が保健室に女の子運んでったって聞いたから」
北山「Aちゃん、ぶっ倒れたから」
ちか「……そっか、大丈夫そう？」
北山「多分？」
ちか「……」
北山「ちかも体調気を付けろよ〜」
ちか「う、うん」
ガラガラ
横尾「ミツつれてきたよ」
かのん「ミツ先輩。Aは？」
北山「まだ寝てるよ」
ちか「じゃ、じゃあ仕事まだあるから私戻るね」
北山「あ、おう」
横尾「ちかちゃんきてたんだ」
北山「うん」
かのん「起きた時にすぐ帰れるようにAの荷物とってきます」
北山「そうしてあげて」
横尾「じゃあ俺も手伝うよ」
北山「そ、じゃ俺ここいるわ」
__________________
かのんside
かのん「Aの荷物多分少ない、と思うので私だけで大丈夫ですよ？」
横尾「いいの、なんとなくミツと2人にしたいじゃん！」
横尾先輩と話すの初めてくらい？なのに
こんなにきさくに話しかけてくれて
ミツ先輩のまわりは優しい人ばっかりだなぁ
ちょっと横尾先輩になら聞いてもいいかな
かのん「あの、横尾先輩、正直ちか先輩とミツ先輩ってどうなんですか？」
横尾「うーん、放課とかもあんまり話したりしてるイメージはない、ていうか見ない」
かのん「そうなんですか、さっきちか先輩がいたのって、きっと…」
横尾「だと思うよ？最近ミツの口から出るのはあの子のことばっかだから」
かのん「やっぱり、、ミツ先輩も本当のところどうなんですかね〜」
横尾「葛藤してるんじゃないかな、ちかちゃんはちかちゃんで色々あるからさぁ」
かのん「いろいろあるんですねぇ」
横尾「そのうちなるようになるよ」
保健室に戻るとちょうどAが目覚めた時だった
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作者名：きぴ | 作成日時：2019年11月18日 7時
