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北山side


Aちゃんに行ってきなよといわれ

ゆうかのとこに戻る


ki「こんなとこで泣いて座ってたら邪魔だろ」


ゆうか「ひろ、私のとこに戻ってきてくれたの?」


ki「違うよ」


ゆうか「あのこにいわれたから、きたの?」


ki「そうだよ、あの子は優しいから、ゆうかの心配してくれてるんだよ」


ゆうか「私だったら好きな人をそんな簡単に手放したりしない、行かせない」


ki「あのさ、あの子に本当に関わらないで?関係ないってば、付き合ってるわけじゃないから」

ゆうか「じゃあ、、」


ki「無理だよ。前にも言ったよね?」


ゆうか「でも!」


ki「お願い、俺にももう関わらないで?外でこーゆー大胆な行動取られると困る」

ゆうかがここまでするような子だとは思ってなかった


ゆうか「私はひろがすきなのに…」


ki「俺はもうすきじゃない」


きっぱり言わなきゃいけない
そう思った

ki「はい、これタクシー代、これ使って帰って?」

ゆうか「あの子のとこに戻るの?」

ki「そうだよ、運転手さんもう出してください」

ゆうか「ひろ……」

ki「連絡先消しといて、ね、じゃ」


窓の空いたタクシーが動き出す時に
そう言い残し俺はAちゃんと別れた辺りまで走って戻った





そこまで時間だったわけじゃないし、
追いかければまだ家に着く前に会えると思ってた


けどAちゃんはいなくて

マンションの前まで行ってみたけど
帰ってる様子はなかった。







悪いことしちゃったな……


今日言おうと思ってたのに…

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にっちゃん - とっても面白くてキュンキュンして、一気に51まで読んでしまいました!これからの続き楽しみにしてます!!! (2019年5月13日 23時) (レス) id: bc84567176 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きぴ | 作成日時:2019年5月8日 20時

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