本当の私 ページ28
Aside
貴「…」
由「…」
父「…」
母「あのね、Aのことなんだけど…実はね」
ﾄﾞｷﾄﾞｷ
あのこと言われるのか…やだな
母「人間じゃ、ないのよ」
由「…は？何言ってるの？お姉ちゃんは立派な人間でしょ？」
父「違う…吸血鬼と魔法使いのハーフなんだ」
由「ま、またいつものギャグ？笑えないよ」
貴「ほんと…だよ」
母「？！気づいてたの？」
貴「うん」
母「そう…これから全部話すわね」
母「まず、Aの実のお母さんは魔法使い。実のお父さんは吸血鬼なの。だから、私たちの血は繋がってないの」
由「…」
貴「うん」
母「で、貴方の実のおばあちゃんは人間なの。だから、ほんの少しだけ人間の血は混ざっているの。それで、人の血を吸わなくても大丈夫なのよ」
貴「いや、魔法を使ったら血は飲みたくなるの。そのたび、自分の血を飲んでた」
母「そうなの？知らなかったわ…で、話を続けるわね。なんでAがここにいるかというと、吸血鬼と魔法使いが結婚することは許されてないの。ましては子供をつくるなんて」
由「なんで？」
母「どっちの力を持って生まれてきたらその子は最強だから」
由「じゃあ、お姉ちゃんは最強なの？」
母「いいえ。人間の血も混じってるから、最強ではないわね。でも、強いわ。でね、Aのお母さんとお父さんがここの家を見つけてAを育ててくれって言ってきたの」
父「あの人…綺麗だったなぁ」
母「今まで空気だったのに出てくんじゃねぇよ、ぶっ〇すぞ(＾ω＾)ﾆｺﾆｺ」
父「スミマセン」
母「それで、私たちは了承したわ。でもね、Aはそろそろ私達と住めないの…」
貴「え…？」
母「もうすぐで14歳でしょ？14歳になったら同じ種類？の方達と住まなければいけないのよ」
貴「学校は？」
母「学校はそのままでいいのよ。で、もう住む場所は決めてあるわ。住んでる人達にも報告済みよ」
貴「…はい？」
母「明日、挨拶にいってらっしゃい！」
貴「はぁぁぁぁぁぁぁ?!!!!」
コミュ障なのに、人との話せと?!!!!いや、人ではないな
貴「1人…じゃないよね？」
母「え？1人よﾆｺｯ」
…終わった
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湖恋音 - ひかげのこさん» ありがとうございます！夜、しっかり寝ていただいて良かったですw更新、頑張ります！ (2018年5月22日 18時) (
レス) id: d52bf2fd6c (このIDを非表示/違反報告)
ひかげのこ(プロフ) - とても面白かったです！続きが気になって夜しか眠れません(笑)←更新頑張ってください(￣▽￣) (2018年5月19日 15時) (レス) id: 8329193d31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：湖恋音 | 作成日時：2018年5月13日 0時
