７ ページ8
翌日
『美味』
昨日は出来なかった観光を楽しんでいた
確かシャオロン海軍長官が食べていたやつ
カラッとあげたのかな……すごい美味しい…
それを食べながら歩いているんだけども
『(何か……民兵が多い？)』
一般人に紛れて
兵士のような奴が結構いる
格好は一般人と同じだけども
殺気がダダ漏れでわかりやすい
…裏道に行ったら
ワンチャン阿呆な兵士が
噂話か何かしてないだろうか
『(これが本当にいるんだな…)』
路地裏に入ったところで
二人の兵士が何かを食べながら
民兵の多さにあたるような話をしていた
…随分と下っ端か。期待はできないかもしれない
「全く……唐突に人探しなんてな」
「まぁ偶には鍛錬以外も楽しいだろ」
「どんな外見だっけ」
「お前なぁ……忘れんなよ…［茶髪、緑色のタレ目、笑うと笑窪がある、名はリーブ］ほれ」
そう言った片方の民兵は
写真を提示した
それは昨日の役所の監視カメラに写った私
『(……見た所、計画通り)』
私の戸籍は「リーブ」という名で登録した
けれども……見た目は全く違う
完璧な変装というのは
逃げることの基礎基本だからね
もしリーブという名で
見た目があの写真通りの人がいたら
そん時は申し訳ないなぁ…
私は路地裏から出た
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
午後
この国の兵士になると言った通り
私は役所に行く
昼間は大量の人がいた
勿論、殆どが兵士希望のようだ
兵を希望制で取っているこの国は
毎日、大量の兵士希望者がいる
それに紛れて登録
名前も偽装する。履歴書も完璧
インターネット上の情報も完璧に偽装済み
『リュカ、兵士希望を致します』
「分かりました」
そう言った受付は一枚の紙を取り出し
私はそれを受け取った
「こちらは試験の予定表でございます。我が国はご存知の通り、毎日沢山の兵士希望者がいらっしゃるので、明日、すぐに試験が始まります。主な内容は紙面の通りです」
と、私に渡した紙を指し示し
あとは自分で見て、というような視線を受け
私は役所を後にした
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ホテルに戻り、紙の説明を見ると
…随分と急いだ試験内容だった
『…「面接」だけ？』
長々と書かれた「面接」に対する説明文
略すと……
『やる気がある奴ら全員取って、軍に入ってから武力を成長させると……』
…この面接を私は甘く見ていた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 279人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
霧がかり - 突然すいません。目次のページの説明文のところ能力者だと思われます (2020年4月17日 16時) (
レス) id: 9462559efa (このIDを非表示/違反報告)
斬(プロフ) - アルバートさん» 銃系統のロマンが……カッコイイ？ウホッ←……頑張りやす！！ (2020年3月8日 19時) (レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
アルバート - え!?銃詳しいの!?かっこいぃぃぃぃ!!!!!AK47の�儀芯瓦戮討澆燭蕕瓩辰気�っこええやん!!ってなった。(最初のかっこいぃぃぃぃは斬さんのことですよ)こっちの小説も更新頑張って!! (2020年3月8日 17時) (レス) id: 33ab6007d7 (このIDを非表示/違反報告)
斬(プロフ) - しおりんさん» はい！！全力で頑張ります(￣^￣ゞ (2020年1月24日 19時) (レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - 斬さん» 頑張ってください！小説もテストも(*^-^) (2020年1月24日 16時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：斬 | 作成日時：2020年1月20日 23時
