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os side
os「はい。ミルクと砂糖は自由にな」
『ありがとうございます』
テンプレのように言うお礼の言葉
感謝の気持ちすらなさそうな彼女に
少々憐れみを感じつつ
自分もミルクたっぷりのコーヒーを口にする
os「なぁAちゃん。今までどんな国に行ってきたん？」
『殆どの国に行きましたよ？国名が変わったり色々あったので、行った国を数えるのはやめましたけど……』
os「凄いなぁ……俺も旅行でどこかに行きたいわぁ」
『マンちゃんは外交官の長官と言ってましたよね？』
os「ん、せやで。だからゆっくり観光したいねん」
小さなチョコが盛られた皿に手を伸ばし
チョコを摘む
それを真似するかのように
彼女もチョコを摘んだ
os「なぁ……Aちゃんは、人には個性があるって知っとる？」
『個性があるからこそ、争いが生まれるんです。勿論分かりますよ』
os「君自身の個性は？」
『…私の個性ですか？』
赤い目を真っ直ぐ俺に向けて
俺の言葉を復唱した
『不老不死というだけで十分だと思うんですけど…』
os「じゃあ、それ無しで。考えてみ？」
今迄、人を真似て感情を表現してきた彼女
感情の意味もわかってへんのに
それを個性などとは言えへん
ただの複製品になってまう
俺は外交官。汚い人間はごまんとおるし
そんな奴らを見てきた
俺自身も汚いことは理解しとる
彼女は、まっさらな人間
いや、人間というより人形の方が近い
彼女はそれを理解しているのやろか
『……私は赤い髪で、赤い目で、見た目は綺麗だと言われます』
os「……そか」
俺が笑顔で返せば
それでいいのか、と納得したのか
彼女はまたコーヒーを飲み始めた
…彼女にはまだ早かったんかな
話を聞いていたのか
彼女の後ろの壁から
音もなく二人が顔を覗かせていた
グルッペンは変わらないが
トントンの表情は少し悲しげ
ほんま、優しい男やな
昨晩の食事の席で
トントンが目を合わせてきた時もそうやった
簡潔に言えば「感情を教えてあげたい」
そんなことを思っとるらしい
早速情が移っとるやん
……グルッペンは特になんも思っとらんらしい
面白そうって理由でここに置いたんやろな
tn「オスマン…お前は何しとんねん」
演技には到底見えないように
こちらへやってきたトントン
俺達を見て呆れた表情をした
gr「オスマン、俺にもくれや」
tn「あんたまで……少しだけやで」
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霧がかり - 突然すいません。目次のページの説明文のところ能力者だと思われます (2020年4月17日 16時) (
レス) id: 9462559efa (このIDを非表示/違反報告)
斬(プロフ) - アルバートさん» 銃系統のロマンが……カッコイイ？ウホッ←……頑張りやす！！ (2020年3月8日 19時) (レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
アルバート - え!?銃詳しいの!?かっこいぃぃぃぃ!!!!!AK47の�儀芯瓦戮討澆燭蕕瓩辰気�っこええやん!!ってなった。(最初のかっこいぃぃぃぃは斬さんのことですよ)こっちの小説も更新頑張って!! (2020年3月8日 17時) (レス) id: 33ab6007d7 (このIDを非表示/違反報告)
斬(プロフ) - しおりんさん» はい！！全力で頑張ります(￣^￣ゞ (2020年1月24日 19時) (レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - 斬さん» 頑張ってください！小説もテストも(*^-^) (2020年1月24日 16時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：斬 | 作成日時：2020年1月20日 23時
