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ページ13

大貴side





暫くして俺が落ち着いた頃



颯馬は今まで隠していたことを全部話してくれた




崩落事故の患者が来るだけで発作を起こすこと



その影響でストレスが溜まって俺に強く当たってしまっていたこと



謝りたいけど謝れなかったこと




全部話してくれた




颯馬はまた謝ってきたけど



俺はそんなの気にしなかった




嫌われてなかった。その安心が大きかった




でもそれと同時に大切な人の変化に気づけなかった自分を責めたかった



優しく相談に乗ってあげることくらいできたはず



そんなのすらできなかった自分がいた




さらに





颯「…あとさ…俺、親父の病院に戻ろうと思ってる」





颯馬の口から発せられた言葉は、俺の予想を遥かに上回る言葉だった





大「…なんで?」

颯「…このままこの病院にいても、俺はフライトドクターとしての実力は無いに等しい。

だったら親父の病院に戻って、跡継ぎの為に普通の外科医として経営とか学んだ方がいいと思ってる。

大貴と頼武のためにも。」





親の反対を振り切ってまでもフライトドクターを目指してきた颯馬



この言葉を彼の口からだけは聞きたくなかった




俺は何も言えなくなった



頭が真っ白になって





颯「…ごめん。1番応援してくれてたのに諦めちゃって」

大「…、」





「そんな簡単に諦めるなよ」




この言葉が出かけたけど



颯馬の顔を見て消えた




悔しそうな、悲しそうな顔。颯馬からしても、苦渋の決断を下した様子だった





大「…そ、か…。大丈夫だよ、颯馬の体のことが…1番だから…」

颯「…ごめん」

大「もう…謝ら…ないでよ…」





あぁだめだ。泣いちゃ。



颯馬だって我慢してんのに




外を見るふりして目を擦った





颯「そろそろ、戻るな。また来るから。」

大「…うん、頑張ってね」

颯「ん」





部屋を出た瞬間、颯馬の嗚咽が聞こえた



俺の前ではずっと我慢してたんだろう




今すぐ駆け寄って、抱きしめたかった



でも体が重くて動かない




そうだ、俺体調崩してんだ…




こういう時に役に立たない俺の体




天井を眺めながら、握りこぶしを自分の太ももにぶつけた























なんか後半雑ぅ…



曲聴きながらやってるんで文字がおかしいところあるかも((((
(聴くなや)

諦めた夢→←*



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のん - ごめんなさい!誤作動で、同じコメント何通も投稿してしまいました・・・。 (2021年3月7日 20時) (レス) id: cf51685787 (このIDを非表示/違反報告)
のん - あれっ?この小説って、これで完結ですか? (2021年3月7日 20時) (レス) id: cf51685787 (このIDを非表示/違反報告)
のん - あれっ?この小説って、これで完結ですか? (2021年3月7日 20時) (レス) id: cf51685787 (このIDを非表示/違反報告)
のん - あれっ?この小説って、これで完結ですか? (2021年3月7日 20時) (レス) id: cf51685787 (このIDを非表示/違反報告)
- 続き楽しみにしてます! (2020年6月4日 20時) (レス) id: 5ebe61a63e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:つなぐ。 | 作成日時:2020年5月26日 1時

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