FOREVER 〜3rd〜【ym×ar】

#19 ページ19

涼介side




翌朝

窓から差し込む太陽の光で目が覚めた



涼｢ん……痛てぇ……｣



カーペットで寝てたから体痛てぇ

上半身だけ起こして周りを見ると雑魚寝してる

でもあることに気づいた

知念と大ちゃんがいない……？



涼｢……っしょ……｣



立ち上がって寝室の方に向かった

半開きのドアを少し開け、中を覗いた



涼｢……ふっ｣



思わず笑ってしまった光景

そこには知念が大ちゃんのお腹に抱きついて寝てる光景が広がってた

大ちゃんは知念に手をちょんと添えて寝てる

侑和ちゃんはすやすやと寝てる

夜中ミルクをちょくちょくあげてたからなのか、少し知念の顔色が悪かった

伊野ちゃんに言っとかないと……


とりあえず、みんな起こすか

2人はまだ寝かせといてあげよう

寝室の扉を閉め、リビングに戻って雑魚寝中の奴らに声をかける



涼｢おーい、お前ら起きろよ。朝だぞ｣

圭｢ん……山ちゃん……？｣

裕｢ふぁ〜……おふぁようございます……｣



寝起きのいい2人は直ぐに起きた

優秀。←


やぶひかも揺すったらすぐに起きてくれた

問題はこいつら

変態キノコとオネエヤンキー←

カレカノでも無いのに抱き合って寝てるってどういうことだよ……←



涼｢おい、雄也起きろ。伊野ちゃんも起きろって｣

雄｢ん……やまりゃ……？｣

慧｢ち〜にぇ〜ん……｣

涼｢雄也、起きて。朝だよ。伊野ちゃん、それ雄也｣

慧｢ん〜……｣

涼｢てか伊野ちゃん、今日木曜日だけどこんな時間まで寝てていいの？｣

慧｢ｶﾞﾊﾞｯ))めじゃましっ！！……あれ？｣←

涼｢はい、おはよう｣



何とか起こして1人ずつ風呂に入ってもらった

もちろん、俺も

服は伊野ちゃんのを借りた

ちょっと俺にはでかいかな……



慧｢あ、知念は？｣

裕｢寝室じゃない？｣

慧｢へーい。知念〜……｣

涼｢ちょ、まち！｣



寝室に行きそうになった伊野ちゃんを全力でとめた



慧｢何？｣

涼｢知念、多分昨日の夜とか侑和ちゃんのミルクでちゃんと寝れてないから、もう少し寝かせてあげて｣

慧｢え、そうなの？｣

涼｢多分。顔色あんま良くなかったから｣

慧｢わー、俺毎日知念のこと無理やり起こしちゃってたのかな〜……｣

涼｢とりあえず、まだ寝かせとこ｣

光｢そのあいだ俺ら飯にすっか｣


｢うぃ〜｣

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