74話。芥川side ページ25
まさか彼の人が昼の世界、しかも僕らの敵にまわるとは。
人虎の生け捕りは失敗。更には、邪魔に入ったのは武装探偵社のものでもない一般人の異能力者。
芥「首領、芥川です。」
森「エリスちゃ〜ん、このドレス、着てよ!」
エ「嫌よ!」
やはり今日もこれか。
此処は僕が声をかけなければ報告はいつまでたっても出来ない。
芥「首領、芥川です。人虎の件で報告に参りました。」
森「おや、芥川くん。...君は何も見ていない、いいね?」
芥「御意。」
首領ほどの方であれば僕がこの部屋に入る前から僕に気づいていただろう。
これは恐らく僕らを試すための茶番か。否、それもあるがエリス嬢にドレスを着せたいだけだ。
芥「人虎の生け捕りは失敗しました。」
森「おや、それは残念だね。...今回の報告はそれだけではないだろう?」
芥「はい。...太宰さんを発見しました。」
森「ほぅ。」
しかも、僕らポートマフィアに自分達を倒してみろというような挑発もして。
何故、彼の人はポートマフィアから姿を消した?
僕にも、相棒である中原さんにさえも告げずに。
彼の人は新たに己の居場所を見つけていた。
それでも、僕の力を僕自身の力で認めてみせる。
芥「そして、武装探偵社の者ではない、女の異能力者によって邪魔をされました。」
森「ふむ、詳しく話なさい。」
人虎は必ず捕らえてみせる、そして、あの鏡使いの女も僕が倒す。
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空李(プロフ) - かなとさん» すみません、ご指摘ありがとうございます。 (2019年5月9日 18時) (レス) id: 154a99d2ca (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年5月9日 18時) (レス) id: 483535372f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:空李 | 作成日時:2019年5月9日 17時