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5話 ページ6

次の日テレンスに連れられ遠く離れた日本までやって来た


テレンス「私はここまでです。」

貴女「では行って参ります」

テレンス「…お待ちください」


テレンスは私の頭に手を乗せる


貴女「どうしたのテレンス?」

テレンス「A様の記憶を消させていただきます。」

貴女「嫌よっ!そんなの!」

テレンス「消さなければいけないのですっ…お許しください」


そう言うと私の頭が軽くなった感じがした

身体中の力が抜け意識がなくなる


テレンス「きっと思い出していただけます…」


私は目を覚ますと見知らぬ場所にいた

見たことの無い天井


貴女「ここは…」

「あら!気がついたのねっ良かったわ〜っ!」


声がする方を振り返れば金髪の女性がこちらへ来る

…誰だろう、そしてここは?

私は起き上がろうと体を起こすとそれを止められる


「まだ寝てなきゃ駄目よ!」

貴女「あの…ここは…そして貴方は」

ホリー「私の名前はホリーよっ、ここは私の家で貴方が家の前で倒れていたから運んだのよ」

貴女「ホリーさん…」

ホリー「貴方は?」

貴女「私は…」


私は辺りを見渡した、その時近くの本棚の本に目が止まる


貴女「芥川Aです」


その後私は自分の名前以外何もわからないとわかり、ホリーさんの家にいさせてもらうことになった

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作者名:ムーマン | 作成日時:2018年2月15日 7時

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