星空に涙【ジョジョ】 (ページ4)

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3話ページ4

次の日から私はテレンスや舘の人達に徹底的に人間というものはなにか､攻撃防御の仕方を教えこまれた

それらの内容は1週間たらずで全て覚えることが出来た

出発の前日の夕方まで私はテレンスに用意してもらった制服に身を包むとテレンスに髪を切ってもらう

テレンス｢A様はDIO様に似ており賢いお方です､きっと上手くやれます｣

貴女｢そうかな｡私ちゃんと人間みたいになれるかな｣

テレンス｢えぇ､A様の中には人間の血が半分入っておられます｡何も恐ることはありません｣

貴女｢人間の血…､｣

私は自分の手を見つめる

青白い色をした手はほんのりと暖かい

これが生きてるって事なのかな

テレンスに髪を背中まで切ってもらうと鏡の前に立つ

テレンス｢お似合いでございますA様｣

DIO｢悪くないな｡｣

後ろを振り返れば父が薄く笑いながら私を見つめていた

父は私の頭を撫でると私の髪の色が黒くなり､瞳の色は緑になる

DIO｢…ほぉ､ジョナサンの血は流石と言うべきか｣

テレンス｢これは…｣

私は混乱して目を泳がせた

突然変わってしまった髪色と瞳の色

父はテレンスに部屋から出るように伝えると私を抱きしめた

DIO｢心配するな､再び満月の夜になれば全て戻る｡｣

貴女｢よかった…｣

父の胸の中は冷たく心臓の音もしなかった