絵麻の次に来た彼女は無口でとてもクールです。

★☆~第五話~☆★ ページ6

『あの、ジュリさん。』

ジュリ「琉生、こいつは誰だ？」

琉生「新しい、家族。」

ジュリ「女…か。良かった…」

『絵麻さんのナイトしてるんですか。』

ジュリ「あぁ！私はちぃのナイトだ！って、私の言葉が分かるのか！？」

『はい。』

ジュリ「琉生！これは”あれ”に入れるべきでは！？」

琉生「うん。僕も、賛成」

『”あれ”とは。』

ジュリ「私と琉生は、「ちぃを守る会」をしているのだ！」

『「ちぃを守る会」……』

琉生「うん。ジュリさんに、よると、ここの兄弟は、皆、獣(けだもの)だって……」

ジュリ「そうだ！ここの男共は皆獣(けだもの)だ！」

『獣(けだもの)……』


ジュリ「あぁ。だから、この男共からちぃを守るんだ！」

『…分かりました。いいですよ。』

ジュリ「本当か？ありがとな！」

『いえ。』

椿「あれ、A料理手伝ってるんじゃないの？」

『ジュリさんと、喋ってます。』

梓「喋ってる？」

ジュリ「この男共には、私の声が分からないんだ。言っても意味無いぞ。」

『……なんでもないです。リスが好きなんで、触りにきました。』

そう紙に書いて、ジュリさんを抱っこする。

ジュリ「な、何をする！離せ(●`ω´●)それに私はリスではない！！」

『ごめんなさい…』

ジュリ「はぁ……」

椿「Aー！」

急に、背中に重みが、感じた。……椿さんだ。

梓「椿？」

椿「だってー、最初抱きついてないんだもん。」

梓「ごめんね。椿が。いつもこんなんだから。」

椿「こんなんってなんだよ、梓ー(≧Д≦)」

梓「そのままの意味だよ。」

椿「ううっ……」

なんか、とても楽しくなりそう。……いや、騒がしくなりそう。

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