32:ジミン先輩 ページ32
.
× × ×
「Aちゃんっていますかー、」
最近で四回目の呼び出しだ。放課後、LHRが終わってから。
お相手はジミン先輩。テヒョン先輩の親友さんだ。
テヒョン先輩ともう2週間以上話してないから、その繋がりの人がわたしを呼んでるだけで期待しちゃう。これは不可抗力だと思います。
「な、なんですか、」
ちょっと来てって手招きされて、はてなを浮かべながらもついて行く。
この間も呼び出しされて、テヒョン先輩が居て…そんなシチュエーションで嵌められたから今回もすこしそうなんじゃないかって胸がドキドキした。
もし、もしテヒョン先輩が居たら今すぐ愚痴をぶちまける。なんであんなにかっこいいことしたのになんで捨てるんですかって。こんなに好きなのにもう構ってくれないんですかって。
もうテヒョン先輩のちゅーだって欲しいし
わたしの指に絡むテヒョン先輩の細長い指とかゴツゴツした綺麗な手とか忘れられるわけないし
でもジミン先輩が呼び出しだ屋上には、テヒョン先輩どころか誰も人が居なかった。
ジミン先輩と二人きりだ。何を話すっていうんだろう。
急にごめんね、2回目だね2週間ぶりって二回目ましてのわたしに気さくに話してくれた。本題が気になって、返事とかテキトーになってたかもしれないけど。
だって、ジミン先輩からの話なんてテヒョン先輩ぐらいしかないでしょう？
「それでさ、俺のバカな親友の話なんだけど」
「バカ…？」
「うん、バカ。知ってる？Aちゃんと離れたあとも女の子と遊んだりぜんぜんしてないの。アイツ」
耳をうたがった。ジミン先輩が何言ってるのかよくわからなくなって、何度も聞き直してしまった。
だっていまジミン先輩、なんて言った？
× × ×
33:つまり、つまり、つまり→←31:都合が良すぎるにも程がある
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 963人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れる(プロフ) - xxxさん» わたしも完結させる実感もないです、あれ終わったみたいな……………………………コメントありがとうございます (2020年2月13日 3時) (
レス) id: 55dc449881 (このIDを非表示/違反報告)
xxx(プロフ) - 完結してするのが少し寂しい(><) (2020年2月13日 2時) (レス) id: 1d4c885120 (このIDを非表示/違反報告)
м i м i .(プロフ) - こういう作風とってもすきです！！ (2020年2月9日 1時) (レス) id: db2ae2fba4 (このIDを非表示/違反報告)
ans(プロフ) - こんばんは！この作品とっても好きです！！！作者さまのペースでの更新待ってます^_^ (2020年2月7日 21時) (レス) id: 010b6f21e4 (このIDを非表示/違反報告)
筋肉兎 - テピョン様やばすぎた…更新楽しみです！ (2020年1月24日 18時) (レス) id: 8ccf039434 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：れる | 作成日時：2020年1月20日 22時
