ﾁｮｺﾚｰﾄｹｰｷ ページ4
ｵﾐ side
ﾘｭｳｼﾞと萌云が歌うLOVE SONG。俺とは違うLOVE SONGが出来上がっていく。それが凄く心地良くて何となく嫉妬めいたものを感じたとか内緒な？
俺と歌う時と、ﾘｭｳｼﾞと歌う時で違う世界を作り上げる萌云に気を良くした先生が、他にも歌を聴きたいと言い出し、その相手が見学に来てたｱﾂｼさんにﾀｶﾋﾛさんだった訳で…。萌云は速攻で無理だと叫んでたけど、そんなの受け入れられる訳もなく、少々ふて気味な萌云(笑)。
でもね？音が流れると変わるの、この子。ﾀｶﾋﾛさんの邪魔をせず、かといってそれなりに存在感を残しつつ、ﾀｶﾋﾛさんとの歌を作り上げていく。
曲が終わった途端、ぱたりと座り込む萌云。
「どうしたの？」
ﾀｶﾋﾛさんが、座り込んだ萌云と目線を合わすようにしゃがみながら質問すると、
「緊張した…手の震えが止まらない…」って。
「緊張してたの？それで、あれだけ歌えるなら、緊張してなかったらどれだけ歌えるんだよ」
ﾀｶﾋﾛさんの的確なﾂｯｺﾐが炸裂する。
「萌云ちゃん、あと少し頑張れる？ｱﾂｼとの1曲が終わったら休憩にするつもりなんだけど」
先生の問いかけに、まだ歌うの？とでも言いたげな萌云が俺を見てくる(笑)。
「ほら、頑張ってきな？そしたら休憩だって？」
皆の視線を感じたのか、立ち上がった萌云が、ｱﾂｼさんにお願いしますって頭を下げて、思い切り息を吐く。そして、ｱﾂｼさんとの世界を描き始める。
ｱﾂｼさんに引っ張られるのか、ﾀｶﾋﾛさんとの歌よりも萌云が大人に見える。歌を聞いてると言うより、お芝居を見ているみたいな感じなんだよね。景色が後ろに広がると言うか…。なんて思ってたら心地良い音が途切れ、萌云がｱﾂｼさんにありがとうございましたって頭を下げてた。律儀にみんなに頭を下げた萌云が
「お兄ちゃん…。緊張したー」
って半泣き状態で俺の前にやってきた姿が可愛くて、思わず抱きしめてた。そんな俺らを優しく見守る、ｱﾂｼさんとﾀｶﾋﾛさん。怖い事で有名な先生ですらも、笑顔で見てる。腕の中におさまったままの萌云に
「萌云？頑張ったな。帰りにｹｰｷでも買いに行くか？」
「ｹｰｷ？ﾁｮｺﾚｰﾄｹｰｷ…」
「(笑)。ん。帰りに買いに行こうな？その前にちゃんとご飯食うこと！それから、後の仕事も頑張れる？」
「うん。頑張る」
ご飯の返事ねーけど？ってか子供扱いするなって拗ねないのね(笑)。
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ユキ(プロフ) - miaさん» 昨日Youtubeで啓司さん自宅でチキン南蛮を作ってましたけど美味しそうですね(〃艸〃) (2020年6月7日 14時) (
レス) id: 7bd6b3fcc4 (このIDを非表示/違反報告)
mia(プロフ) - ユキさん» そうなんですよね。楽しみが増えました。 (2020年5月30日 19時) (レス) id: 80c3b95425 (このIDを非表示/違反報告)
mia(プロフ) - ユキさん» 本当ですね。楽しい時間でした。 (2020年5月30日 19時) (レス) id: 80c3b95425 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - miaさん» 秘密戦士ラブパトリーナ啓司さん長官役選ばれたから楽しみですね(* ´ ▽ ` *) (2020年5月28日 9時) (レス) id: 7bd6b3fcc4 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - miaさん» モニタリングとzipは見ましたメンバー久しぶりに見れて良かったですね(* ´ ▽ ` *) (2020年5月26日 10時) (レス) id: 7bd6b3fcc4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mia | 作成日時：2019年9月7日 19時
