手のかかる妹 ページ23
ｹｲｼﾞ side
ﾘｭｳｼﾞが、ﾘﾋﾞﾝｸﾞにやって来た時には、萌云の手料理が沢山並んでた。
「わ、美味しそ」ってｷﾗｷﾗした目で料理を見てるﾘｭｳｼﾞ(笑)。とりあえず、座らせﾁｭｰﾊｲの缶を渡す。
ｶﾝﾊﾟｲ
俺とﾘｭｳｼﾞの宴が始まる。美味しいとﾆｺﾆｺしながら、食べるﾘｭｳｼﾞに、近況を聞いたりしながら、俺も適当に料理をつまむ。
いつの間にか、風呂から出てきたｵﾐが料理や、ﾁｭｰﾊｲ・ｼﾞｭｰｽののったお盆を持ち、萌云を連れてくる。
「萌云、ありがとうな？」
「ものすごく美味しい」
俺とﾘｭｳｼﾞの言葉に微笑む萌云にｼﾞｭｰｽを持たせ、もう一度、ｶﾝﾊﾟｲする。元々少食の萌云は、こんな時は特にあんまり食べない。それが分かってるｵﾐが萌云の分を取り分けて、萌云の前に差し出す。
「左手首、大丈夫なのか？」俺の問いに
「だいじょーぶだよ」ふわんと、呑気な答えが返ってくる。ま、俺もｵﾐも萌云の大丈夫は信用してない。心配させたくないのか、大丈夫？と聞けば大丈夫！としか返ってこない。それでもいつか、大丈夫じゃないと言ってくれる日が、自分から頼ってくれる日がくるんじゃないかと、聞いてしまう。そんな俺の気持ちが通じたのか
「でも…」
「でも？」
「痛いとかはないけど…自分の手じゃないみたい」
って、萌云が初めて、言葉を繋げた。
「かなり、腫れてるもんな」
「うん。利き手じゃないだけﾏｼだけど」
そう言った萌云はすぐにいつもの萌云に戻っていた。ﾘｭｳｼﾞもいるし、気を使ったのか、平気なﾌﾘが身につきすぎて、それ以上弱さを出せなかったのかは、分からない。
「ねー、お兄ちゃん、こんなに食べれない」
は？ｵﾐが取り分けたのなんて少しじゃん。
「ちゃんと食わねーと、倒れるぞ？ほら」
せめて、ｵﾐが取り分けた分くらい食べて欲しい俺は、皿に残ってる肉じゃがのお肉を萌云の口元に運ぶ。暫く眺めてた萌云がしぶしぶ、ぱくりと口に入れる。
「美味いだろ？」
「いや、作ったの萌云ちゃんじゃん(笑)」
「だって、美味いじゃん？」
「そうだけど。ｵﾐが自慢する事じゃないよね？」
「いーんだよ(笑)」
ｵﾐとﾘｭｳｼﾞのやり取りをふふって、笑いながら見てる萌云の口に、次はじゃが芋を持っていくと、
「芋も美味いぞ？」ってｵﾐが言葉を添える。その言葉を受けて、仕方なく萌云が口を開く。本当にこの子手がかかる。
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ユキ(プロフ) - miaさん» 昨日Youtubeで啓司さん自宅でチキン南蛮を作ってましたけど美味しそうですね(〃艸〃) (2020年6月7日 14時) (
レス) id: 7bd6b3fcc4 (このIDを非表示/違反報告)
mia(プロフ) - ユキさん» そうなんですよね。楽しみが増えました。 (2020年5月30日 19時) (レス) id: 80c3b95425 (このIDを非表示/違反報告)
mia(プロフ) - ユキさん» 本当ですね。楽しい時間でした。 (2020年5月30日 19時) (レス) id: 80c3b95425 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - miaさん» 秘密戦士ラブパトリーナ啓司さん長官役選ばれたから楽しみですね(* ´ ▽ ` *) (2020年5月28日 9時) (レス) id: 7bd6b3fcc4 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - miaさん» モニタリングとzipは見ましたメンバー久しぶりに見れて良かったですね(* ´ ▽ ` *) (2020年5月26日 10時) (レス) id: 7bd6b3fcc4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mia | 作成日時：2019年9月7日 19時
