みんなのおかげ3 (ページ3)

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side緑

扉の前でメンバーと一緒に待つ。

社「ただいまからジャニーズWESTから会見を行います。」

会場に入る前、大毅がキュッと手を握ってくれた。
そのまま淳太を筆頭にゾロゾロと向かった。

黄「今日は急でしたが集まっていただき、ありがとうございます。」

橙「話があるのは藤井、小瀧、重岡、神山の4人です。」

大毅と流星にマイクが渡った。

赤「重岡大毅です。
ちょっと今日は笑顔なしで言いたいと思います。
俺は今付き合ってる人がいます。」

そう言うと記者の人達がザワザワし出す。

赤「付き合ってるのは今隣にいる神山智洋です。」

俺にフラッシュの光が当たる。
眩しい…っ

赤「ここ最近、すげー嫌がらせが増えて仕事に影響出てきてます。
だから、公表したいとみんなで決めて今ここにいます。
な、とも？」

いつもの呼び方で、俺を見つめる大毅。

「おんっ、っ」

目がうるうるして、大毅の顔が見えなくなってくる。
サッと大毅が涙を拭いてくれて、微笑まれた。

橙「次、流星やな。」

青「おう。
俺もしげと同じように付き合ってる人がいます。
それは小瀧望です。
俺らはしげと神ちゃんがこんな目にあって、俺らにいつくるか分からない。
だから、一緒に公表するって決めました。」

桃「俺ら4人のこと、気持ち悪いって思う人もいると思うんやけど、温かい目で見守ってくれると嬉しいです。」

社「以上で発表を終わります。
質問等はお受けできません。
ありがとうございました。」

社長に続いて会場をあとにした。

黄「終わったなぁ～」

紫「俺一言も喋ってへん笑」

「ほんまやな笑」

赤「みんな、どう思ってんのかな。」

桃「あんまり批判ないみたいやで。」

ほらって言って見せられたのは青い鳥のエゴサ。

『え、普通に待ってた報告やから素直に嬉しいんやけど。』

『やっぱりデキてると思ってたで。』

『公表してくれてありがとう！
てか、次からめっちゃイチャイチャしだすんちゃう？やばい、嬉しい！』

「めっちゃ嬉しい…大毅っ、」

赤「ふふ、せやなぁ。」

桃「りゅうせ、嬉しいなぁ。」

青「おん。」

橙「良かったやん。」