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和也side
「ほんま、どないしよ…」
「大ちゃん…」
恭平のところおったら丈くんが来て、代わるよって。
流星はまだしゅんのとこおりたいって言うてたみたいやから俺だけ先に帰宅。
したらこっちもトラブっとって、落ち込む大ちゃんと部屋に籠る謙杜。
次から次へと短期間にいろんなことありすぎやない？
なんで嫌なことって連鎖してまうんやろ。
大ちゃんから話聞いたけど、大ちゃんの言うとおり謙杜は訳ありっぽいんよな。
「ちょっと行ってみるわ」
「…うん」
.
「謙杜、入るで」
ドアに手をかけるとすんなり開いて、拒絶されたりせんかったからそのままベットに腰掛けてた謙杜の横に座った。
「しゅんも恭平も大丈夫やったで」
多分1番気になってるであろうこと伝えたら、分かっとるってひとこと返事が返ってきた。
そういえば謙杜だけやったな、大丈夫やって信じてたの。
「…いなくならんよね」
さっきまで強気やったのに急に悲しそうな顔してそんなことを呟く。
「何言うてるん？いつもみたいにすぐ帰ってくるやろ」
そう答えたらぶわっと涙が溢れて、小さい子供みたいにうわんうわん泣き出してもうた。
「大丈夫やってっ、信じたい、っのに… 嫌な、想像ばかり…」
ひくひく嗚咽をもらして泣く謙杜をただぎゅっと抱きしめることしかできひんかった。
「さっきも… しゅんは、いなくなるって」
なんやそれ。さっき…？
「そんなことあらへんって、思わず、突き飛ばしてもうて… 」
あぁ、大ちゃんの話とようやく繋がった。
謙杜はしゅんのこと悪く言われてもうたんや。
高校生にもなってしょーもないこと言うやつおんねんな。
「しんどかったな…」
「んっ、」
「そんなこと言うやつは無視しといたらええねん。謙杜はしゅんのこと信じとるんやろ？」
こくこくと首取れるんちゃうかってくらい頷いて、そのままぎゅっと抱きしめ返された。
「…しゅんは、絶対大丈夫やねん」
.
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ゆは(プロフ) - rena0120junさん» コメントありがとうございます！とっても嬉しいです（ ; ; ）これからもよろしくお願いいたします！ (2021年9月30日 0時) (
レス) id: b52a2bae21 (このIDを非表示/違反報告)
rena0120jun(プロフ) - いつも楽しく拝見させていただいてます。ありがとうございます！大好きです。大変だとは思いますが、頑張ってください^_^ (2021年9月28日 2時) (レス) id: a9acc2cee9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆは(プロフ) - ゆっりさん» 沢山読んでくださって嬉しいです！見つけて下さってありがとうございます。終わる終わると言いながらズルズル書いておりますが、最後まで宜しくお願いいたします（ ; ; ） (2021年9月10日 22時) (レス) id: b52a2bae21 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっり - 何回もこの作品読み直しています！本当に大好きです！もう少しでお話が終わってしまうのかと思うと悲しいです…これからも頑張ってください！ (2021年9月10日 5時) (レス) id: 39aafb1e8d (このIDを非表示/違反報告)
ゆは(プロフ) - 芽衣さん» 長い間ありがとうございます（ ; ; ）そういうお言葉めちゃくちゃ嬉しいです！ゆっくりですが最後までお付き合いお願いいたします！ (2021年9月9日 7時) (レス) id: b52a2bae21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆは | 作成日時：2021年9月1日 0時
