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たくさん話してる間にじゅりくんの家に到着。
久しぶりに来たな。
モノトーンで物が少なくて、the田中樹の家って感じ。
よく泊まっていたのもじゅりくんの家だから、
わたしのお泊まりセットが常備されているのはじゅりくんの家だけ。
樹｢ほい、｣
『ありがと』
目の前に置かれたのはグレープフルーツ味のチューハイと青いグラス
缶のまま飲むのが嫌いなことを知っているから
必ずグラスを用意してくれて
そこまでお酒が強くないわたしには必ず5%のチューハイをくれる。
樹｢Aはさ、しょっぴーのこと今はどうなの｣
『…前みたいに頻繁ではないけど連絡も取れるようになったし、仲悪いわけではないよ…けど』
樹｢けど？｣
『もう絶対に好きになることは無いし、信じることもないかも。どうしても嫌いにはなれないんだけどね』
樹｢そっか、｣
『わたしはじゅりくんがいたから、あの時すごく安心したし嬉しかったんだよね』
樹｢…うん｣
『だから、信じてるのはじゅりくんだけ…なの』
樹｢目黒のことも信じれない？｣
『目黒は、、わかんない。わたし、何回もこの関係辞めようとしたのに、できなくて』
樹｢Aの自己満に目黒を利用してる、って？｣
『っ、そう、だと思う』
じゅりくんはハッキリと言う、なにも躊躇いもなく
わたしには厳しく。
出会った当初は傷ついていた。
今だって時に悲しくなることもあるけど、
この厳しさにどれだけ救われたことか。
いつも答えのヒントをくれるのはじゅりくんなんだ。
『目黒は愛をくれる、わたしは愛を貰ったことないから』
樹｢………｣
『だから、離れたら…目黒から離れたら、また1人になる』
樹｢A…、お前はひとりじゃないじゃん、｣
『…、』
樹｢俺がいる。目黒との関係はさ？ゆっくり考えればいいし、あいつもこのままだったら辛いだろうからちゃんとAの考えがまとまった時に全部打ち明けるのがいいと思うけどな｣
『…そうだよね、』
やっぱりわたしにはじゅりくんしかいないよ。
目黒と出会う前からこの人を知ってるから。
じゅりくんがいないと、生きていけないよ。
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Jxrx(プロフ) - PaSOさん» はじめまして、作品を読んでくださりありがとうございます!!今後の展開がどうなるのか、関係性は変化するのか、色々な場面に注目して読んでいただけると嬉しいです!!今後とも宜しくお願い致します。 (2020年4月27日 23時) (
レス) id: 9172c61fbe (このIDを非表示/違反報告)
PaSO(プロフ) - はじめまして！毎回楽しく読んでます。ここからどんどん関係性やそれぞれに対する想いが顕在化してくる予感がしています。お身体に気をつけて更新頑張ってくださいね。楽しみにしています！ (2020年4月26日 15時) (レス) id: 842be9d369 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Jxrx | 作成日時：2020年4月4日 3時
