糸師凛の幼馴染は無防備過ぎる。2

51話 ページ2

「凛くん、お姫様抱っこも上手だし、おんぶも抱っこもよくしてくれるし。正直凛くんがしてくれるならなんでも良いな。」


凛「、、、は？////」


「凛くんは？どれが1番運びやすいの？凛くんが決めて。」


凛「っ、、！」


本音を言うとお姫様抱っこである。


なぜなら、見ようと思えば見れるが、おんぶも抱っこも少女の顔がよく見えないからである。


彼は少女を見るだけでなく、首に腕を巻かれ、ｷﾞｭｯとされることも好きだった。


しかし、言うのか？お姫様抱っこって？俺が？俺の口から？と葛藤する。


「凛くん？他の人も終わっちゃうよ？」


凛「〜っ！！あ″ーｸｿｯ、」


「？」


凛「、、、俺はこれで良い。」


そう言って少女の膝裏に再度腕を回し、お姫様抱っこをした。


放「長考していたようだが結局お姫様抱っこぉぉ！！何に悩んでいたんだぁ？！？！、、、速い！速い！速すぎる！！あっという間に、、、ゴォォォル！！！」


ﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯとピストルの音が鳴り響いた。

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