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アズールの重々しい溜息に続いて、皆が渋々協力することに了承の言葉を返していく。
そして、イデアを助けるには花嫁ゴーストに"断絶の指輪"をはめなければならないことが分かった。
そして、そのオペレーション・プロポーズを実行して成功させる為に、花嫁ゴーストが望む理想の王子様に当てはまるだろうと思われる生徒が集められたのである。
彼女が花婿に望む条件は目鼻立ちから体格まで多岐に渡るものの、殆どが定義としては曖昧なものだ。
その中で唯一はっきりと示されているのが、"180センチ以上の高身長"という数値なのである。
それ故に、トレイとジャック、リーチ兄弟にヴィル、レオナ、セベクの七人が花婿役に抜擢されたのであった。
｢ねぇ〜、つーかAは？ オレ、A以外には嘘でもプロポーズなんかしたくねぇんだけど｣
｢そういえば……こういう時には見事に巻き込まれている筈のAが居ませんねぇ。ユウさん、グリムくん、彼女はどうしたんですか？｣
｢え、僕達は今日会ってないですよ｣
｢そうなんだゾ。というか、エペルとジャックもAを探してたんじゃねぇのか？｣
｢そうだぜ。何時言い出そうか迷ってたんだけどよ、誰かAのことを見てないっすか？｣
｢一緒に登校しようとしてしたら消えちゃって……ジャック君と勉強する約束をしてたらしいんですけど、約束の時間になっても来なかったんです｣
しかし、此処でも誰も彼女の姿を見ていないと言う。
耳をぺちゃりと下げ、心配そうな表情をしたジャックとエペルに釣られて、フロイドやヴィル、リドル達も彼女の行方を心配し始めた。
確かにAは膨大な知識を持っているし、求婚された経験が沢山あるという事実から、この場でオペレーション・プロポーズの作戦に加わってもらった方が成功率が上がるであろう。
そう考えたクロウリーは、エースにメールを送り続けるように、ジャックに電話をかけ続けるようにと指示を出した。
ひたすら鳴り続けるコール音が虚しく購買部前に響き、留守電サービスに繋がったところで、何故かケイトのスマホが電話がかかってきたことを音で知らせたのである。
勿論だが、通話相手の名前にはAと記されていた。
｢もしもし、Aちゃん？｣
｢…………あ、繋がりましたか。こんにちは、ケイトさん。申し訳ありませんが、ジャックさんにお伝えてして欲しいことがあるのです｣
｢あ、ジャックくんなら今此処にいるよ〜。スピーカーにするから、ちょっとだけ待ってね！｣
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太宰、乱歩などの頭脳派推し - いろんな世界に行ってるみたいなので、其処で知ったボカロなどを歌ってみてほしいです！歌ってみた的な。 (2022年3月14日 3時) (
レス) @page20 id: 6e38a4139d (このIDを非表示/違反報告)
ゆるり(プロフ) - 舞夜桜さん» リクエストですね、大丈夫ですよ！ 喜んで承ります〜！ 少しお時間いただきますね。 (2020年7月27日 21時) (レス) id: 6a421b584d (このIDを非表示/違反報告)
舞夜桜 - モブ男が夢主を襲う｢身体中を触ったり、叩いたりする」 それを目撃したキャラが激おこする。 とか書けますでしょうか？ 無理でしたら大丈夫です！ (2020年7月27日 20時) (レス) id: 7970974f99 (このIDを非表示/違反報告)
ゆるり(プロフ) - ミミズクさん» ありがとうございます〜！！ 無理してませんよ！ 楽しくやってますから！ これからも頑張りますね！ (2020年7月17日 9時) (レス) id: 6a421b584d (このIDを非表示/違反報告)
ミミズク - いつ見ても最高です！更新無理せず頑張ってください!!! (2020年7月16日 23時) (レス) id: e138928b3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆるり | 作成日時：2020年7月4日 16時
