Request：仮初の一致団結 ページ20
ぽんっ、ぽんっと青空に
こんな超常世界、ツイステッドワンダーランドでも体育祭だなんて行事が存在していることにユウとAは関心をしていた。
エースやフロイドが所属しているバスケ部も、リドル達が所属している馬術部も魔法を使わずにスポーツをしているらしいが、この魔法社会では変な感覚がするのを理解して頂けると有難い。
ユウもAも、ツイステッドワンダーランドに馴染み始めたという証であろう。
｢なぁ、これ絶対に駄目だろ｣
｢何がでしょう｣
｢お前が普通に選手登録されてるとこだっつーの！ 魔法ありでも勝てないのに、素の身体能力で勝てると思ってんの？｣
｢………まぁ、頑張って下さいませ｣
｢目ェ逸らしたじゃん！｣
｢こらエース、無闇にAに抱き着くんじゃない。Aも女性なんだから反抗しろ｣
｢出たでた、真面目デュース。つーか、何でお前はそんなに楽しそうなわけ？｣
｢何でって……Aと正々堂々勝負出来るんだ。楽しみに決まってるだろう！｣
ハッピービーンズデーと異なり、今回の体育祭については、Aに対して何も制限が課せられていないのである。
そのことに不満と不安を抱くエースのような生徒もいれば、逆にデュースのようにやる気に満ち溢れている生徒もいた。
因みに体育祭はクラス対抗な為、Aと同じくB組の生徒である一年生から三年生の面々は、彼女が自陣営にいることに歓喜している。
｢A、そろそろ移動するぞ｣
｢やほやほ〜、エーデュースちゃんにユウちゃん達。悪いけど、AちゃんはB組のオレ達が貰っていくね！｣
｢シシシッ！ ジャック君にAが居たら、勝ちは確定してるようなもんスよね。お疲れ様っス！｣
にまにまと厭らしく笑うラギーに背を押され、ジャックとエペルに両手を繋がれた状態で、AはB組の生徒が集まるテントへと移動した。
どうやら他校や地域住民、保護者などが観戦出来るようになっているらしく、テントの後ろには観覧席が大量に設置されている。
顔が良い男子生徒が多いこともあってか、観覧席からは黄色い悲鳴が聞こえてくることもあった。
｢……レオナさんとヴィルさんと一緒でなく幸いでした｣
｢ま、あの二人と一緒にいたら煩いでしょうね。此処でも耳が痛いんスから｣
耳の良い獣人二人とAの意見が一致していることに対して、ケイトとエペルから苦笑が零された。
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太宰、乱歩などの頭脳派推し - いろんな世界に行ってるみたいなので、其処で知ったボカロなどを歌ってみてほしいです！歌ってみた的な。 (2022年3月14日 3時) (
レス) @page20 id: 6e38a4139d (このIDを非表示/違反報告)
ゆるり(プロフ) - 舞夜桜さん» リクエストですね、大丈夫ですよ！ 喜んで承ります〜！ 少しお時間いただきますね。 (2020年7月27日 21時) (レス) id: 6a421b584d (このIDを非表示/違反報告)
舞夜桜 - モブ男が夢主を襲う｢身体中を触ったり、叩いたりする」 それを目撃したキャラが激おこする。 とか書けますでしょうか？ 無理でしたら大丈夫です！ (2020年7月27日 20時) (レス) id: 7970974f99 (このIDを非表示/違反報告)
ゆるり(プロフ) - ミミズクさん» ありがとうございます〜！！ 無理してませんよ！ 楽しくやってますから！ これからも頑張りますね！ (2020年7月17日 9時) (レス) id: 6a421b584d (このIDを非表示/違反報告)
ミミズク - いつ見ても最高です！更新無理せず頑張ってください!!! (2020年7月16日 23時) (レス) id: e138928b3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆるり | 作成日時：2020年7月4日 16時
