彼とのありふれた日々 (ページ5)

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髙橋side

俺には幼馴染がいる

昔から隣にいるのが当たり前で、

俺がジャニーズに入り忙しくなった頃から時間が合うことが少なくなったことが

おれはすごく寂しかった。

けど、関係が切れるわけではなく

ずっと連絡も取ってるし、たまに家族ぐるみで会うこともあった。

でも、それ以上に、幼馴染以上に俺はなりたかった。

だから俺はAを共通の趣味である野球を見るという口実で家に誘った。

家族の皆がいない日を狙って

もちろん何の疑問も抱かず了承をくれ当日を迎える

A「お邪魔しまーす」

髙橋「おー！ひっさしぶりだなあ！！笑」

A「うん笑、あいかわらず声でけえなあ笑」

そんなたわいもない話をしながら2人で野球中継を見る

当たり前のように俺の横に座りテレビを見ているA

うん、やっぱ好きだ。

いつもヘタレだって言われてる俺だけど、

大事な時はちゃんと決める、多分。笑

大好きな大事なAの手を握り、目を見て伝えるんだ

髙橋「これからもずっとAの横は俺だからな」