ボスと色眼鏡と怪我(腐向け) ページ10
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耳を劈くような音。
Aは最後の生き残りを仕留める。
━《おい、今の音》
『あー、一人まだ息があった。今始末したヨ』
━《そうか…》
『みんなと合流して帰んね』
━《おう、少し進んだところに鶴蝶がいるはずだ》
『りょーかい』
アジトにいる九井との無線を切るとAは言われた方向へと歩いていく。
すると奥から一つの足音が聞こえてきた。
Aは念の為少し警戒しながら進むと見えたのは鶴蝶だった。
『お、やっぱりカクチョーだ』
「おう、さっきの音Aか？」
『そ、最後の一人仕留めた〜』
「そうか…、…A？」
物陰から出てきたAの姿に鶴蝶は目を見開くと慌てて駆け寄る。
「お前それ…！！」
『あ…？なんだ…これ…』
「誰か！表に車回してくれ！早く！」
━《どうした？！》
「Aが！」
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彼が気づいたのはそれから3日後だった。
目を覚ますと彼の隣に座っていた九井がボス！と珍しく大声を上げ駆け出す。
『…あ？』
意識が朦朧とする中、辺りを見回すと一面の白。
右脚には包帯と固定器具が付けられていた。
『あー…撃たれたのか、俺…』
「アキ」
『ボス、ちゃんと全員仕留めたんでお咎めはな━…』
佐野はAの言葉を遮るように抱きしめた。
『ボス…？』
「…お前は」
『？』
「なんですぐ言わねーんだ…」
佐野の言葉に心配していることがわかるとAは嬉しさとくすぐったさに、痛いっすよ、ボス。と思わず照れ笑いを浮かべてしまう。
『聞いてくださいボス！俺本当に気づかなくて普通に歩いてました！』
「…」
案外人間ってすげーっすよね！と嬉しそうに話すAに佐野からゲンコツが飛ぶ。
打たれた頭を押さえながら、《映画では撃たれるとその場に崩れ落ちるけど、実際そうでもないんだな》とぼんやり考えていると扉の隙間から覗く3人の影。
上から蘭、竜胆、九井だった。
「
蘭の言葉を皮切りに病室へと雪崩込む三人に思わず笑ってしまうAと頭を抱える佐野。
そして三人の後ろには三途、鶴蝶、明司、望月の4人が立っていた。
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比嘉槐 - 何回読んでも面白いですwそしてやっぱりイラストが上手い！頑張ってください！！╰(*´︶`*)╯♡ (12月1日 21時) (
レス) @page15 id: 0ffcd0578b (このIDを非表示/違反報告)
一尺八寸一犀 - ハァァ…面白すぎん？なんなの？というかイラストうますぎません⁇主人公君好きです…。春ちゃんも可愛いし灰谷兄弟もイイ///これからも頑張ってください！更新楽しみに待ってます！！ (8月19日 13時) (レス) @page15 id: 58171344cf (このIDを非表示/違反報告)
774(名無し)(プロフ) - ニャオさん» わたしより上手い人は五万といます…でもそう言って貰えて嬉しいです！ありがとうございます！(´∩ω∩`*) (2021年10月23日 23時) (レス) id: 50213264b4 (このIDを非表示/違反報告)
ニャオ - あぁ、何だただの神絵師か・・・ (2021年10月23日 17時) (レス) @page1 id: 976bfd9362 (このIDを非表示/違反報告)
ふじ(プロフ) - はい、ご無理のないペースで頑張って下さい！！楽しみに待ってます！！ (2021年10月22日 22時) (レス) id: 7db00b7f42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：774(名無し) | 作成日時：2021年10月16日 0時
