5章 天の上の上の上の上 ページ24
「はじめまして、ジョナサン・ジョースターのひ孫。東方Aです。
ジョセフ・ジョースターの隠し子です。」
最悪の自己紹介。
でも、シーザーにとってはインパクト大だったらしく、「隠し子!?」とか、「スージーQとの結婚は!?」など、ジョセフを心配する内容の質問がとても多かった。
私は、ジョナサンの時同様、一から説明し直した。
「た、大変だったなぁ。とにかく…スィニョリーナは、独りで色々抱え込む癖のある悪い娘だ。そこは君の周りの男共に頼っていいんだぜ?」
イタ公特有の優しい言葉で、シーザーは私を指摘した。
独りで………抱え込む……
そうした覚えはあまり無かったな…。
「 A、さっき此処が何処か分かったって……いったよね?」
ジョナサンが、自分の世界に入っていた私を見かねたのか、先程の話に話題を変えた。
「えぇ。此処は……というか、私は
死んでますよね?」
ジョナサンに会った時から、気づいていた。
私はレッド・ホット・チリ・ペッパーに殺されたのだ……と。
後悔は無かった。
あの、虹村億恭を庇って死ねたのだ。
悔いはない。
「あのね、A。色々思うことはあると思うけど、その……君はまだ
完全には死んでないんだよ?」
ジョナサンが私をいたわるように、そっと語った。
「まだ………死んでない?完全に?」
シーザーは真面目な顔つきになり、手で顎を擦った。
「植物状態か、生死の狭間か……。どちらかだと思う。
もし、生死の狭間だったら……。
今ならまだ間に合う。」
29人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うゆ@uyu(プロフ) - 勉強は許可しないィィィ!!! (2021年11月16日 17時) (レス) @page9 id: e2f46f9938 (このIDを非表示/違反報告)
初流乃 - わ、お気に入りが!!21人の方に!?ありがとうございます (2017年3月21日 11時) (レス) id: f4cd32f168 (このIDを非表示/違反報告)
初流乃 - お待たせして、すみません!りんりんさん、応援ありがとうございました。無事、公立に合格しましたので、更新していきます! (2017年3月21日 11時) (レス) id: f4cd32f168 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん - 受験頑張ってください!!p(^_^)q更新楽しみにしています!! (2017年1月14日 18時) (レス) id: fc8b7667f1 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん - 受験頑張ってください。応援してます!! (2017年1月13日 9時) (レス) id: fc8b7667f1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:初流乃 | 作成日時:2016年12月12日 14時