7月9日 johnny (ページ9)

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ﾊﾞｽｯ

ﾄﾞｶｯ

ﾄﾞｽｯ

暴行される痛々しい音と

紫「うｯ……ｹﾎｯｹﾎｯ……ぁ……はぁはぁ」

苦しむ紫耀の声

佐「あっれぇ？立てないの？」

照「あんだけ大口叩いて終わりかよ」

神「紫耀！やり返せよ！」

廉「くっそ……離せよ！」

他の五人は捕まえられてて

身動きがとれなかった

岸「なんでやり返さねぇんだ！」

玄「紫耀！」

樹「お前らはこいつがやられてるとこ

　黙ってみとけばいいんだよ」

向「もうやめようや！」

深「は？なに言ってる」

向「こんなん見てられへん」

かつて紫耀と関西で共に活動してきた

向井康二

仲間と言う言葉が離れなかった

森「へー、裏切っちゃうんだ～」

海「康二くん」

廉「康二……」

向「紫耀？ごめんな？」

倒れた紫耀を抱き起こす

舘「裏切るなら俺を倒してからにしろ」

ナイフを差し出す舘

向「紫耀、待っとけよ」

紫「康二、やめとけっ」

力なく聞こえる声を無視し、

康二が立ち上がる

ナイフをもった二人の戦いが始まった

ジェ「いけ、舘さま！」

森「やれやれー」

京「余裕だろ」

向「あっ……」

弾かれた康二のナイフ

慌てて後ずさりをし逃げるも

舘「ふっ……おりゃあ！」

舘が少し助走をつけてナイフを刺そうとする

『康二！(くん！)』

康二も最後だと感じ目を閉じた

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