【wrwrd】天使魚《ｷﾐ》の手で主役救え２【異種族パロ】

桃の雪 ３ ページ32

「そうなんだ。明後日からまた1週間程度ね。
次に行く場所はイギリスだからお菓子は期待しない方がいいよ。」


軽い笑みと共に付け足された一文は明らかに弟に向けられた一言であり、それを察した弟も「ちぇー」と声を上げた。




「Aもお父さんがいない間にまた無茶するなんてしないでね！」



「お父さんがいれば無茶していいんです？」




「駄目に決まってるでしょ！」









＊＊＊＊＊

お互い挨拶を終えて解散し、部屋でのんびりしていると


コンコン


とノックの音がした。




はえぇデジャヴやんけ〜

と我々だの影響を受けまくった心持ちになりながらドアを開ける。




「こんばんは〜
もしよかったら少しお話しません？」


片手をひらひらと振りながらロボロさんがそこに立っていた。





「いいですよ。移動しますか？」



「あー…うん。せやな。今なら皆部屋かリビングにおると思うし、食堂行きません？」


女の子の部屋とか緊張するし、と軽く頬を染めはにかむ。





はぁぁぁ〜〜〜〜？？？？？？？？可愛いかよ。性根がDTじゃん。すこ



スンッと真顔になってしまったが幸い彼は私の前を歩いてくれていたので顔を見られることはなかった。


危ない危ない。

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