間接キス ページ43
[A]
A「だからっていきなりされたら驚くよ。」
神威「俺は別に気にしていないけど、Aは嫌だったの?」
っ、、そんな聞き方されると答えづらい。
嫌ではなかった。かと言って良くもない。
なにより、私が最初に口紅なんかをつけたせいで神威が私と間接キスするような形になってしまった。神威に嫌な思いをさせちゃったかな、、。
なんて言えばいいんだろう。
A「…………。」
私が黙り込むと
神威「嫌だったか。悪かった。」
そう言って神威は私から離れて歩き出して
少し落ち込んだように見える。
っ、、そうゆうことじゃないよ。私は急いで追いかけて神威の腕を掴んだ。
A「い、嫌じゃないよ。」
それを聞いて神威は私の方へ顔だけを向ける。
A「神威に私と間接キスさせちゃったから嫌な思いさせていないか思って。それで言いづらかった。」
私が思ったことを言うと神威は体ごと私に振り向いて
神威「なーんだ。そうゆうことか。俺は嫌じゃないよ。だから気にしなくていいよ。」
そう言って神威は優しく微笑む。
そしたら、神威は私の手に持っている紙袋をみて
神威「そういえばこの口紅どうしたの?」
A「あ、これはさっき高杉からもらったやつだよ。」
それを言った瞬間神威の機嫌が悪くなった。
神威「そうなんだ。じゃあAは俺に合わなかったらこれを使おうとしていたの?」
A「いや、使わないからまた子にでもあげようかと思ってたけど、私と神威が使っちゃったからどうしようか迷ってて。」
高杉ごめんなさい。最初からこれまた子にあげる気でした。また子にあげたほうが絶対喜ぶもん。
そう思ってると神威は機嫌が少し良くなり
神威「そう。じゃあいらないなら俺がもらうよ。」
A「え、いいけど。神威口紅使うの?」
私は笑いを堪えながら聞いてみると
神威「そんなわけないだろ。ただAが使わないなら俺に頂戴。」
っと手を出して、くれとでも言うようにするので口紅を紙袋の中にしまって渡した。
私は疑問に思うが、廊下にある時計を見たら伊東との待ち合わせ時間が迫っていることに気づく。
A「ごめん、神威。私これから仕事行かないと!じゃあまたね!」
そう言ってダッシュでその場から立ち去り、伊東との待ち合わせ場所へ向かう。
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海月(プロフ) - まっちゃむーしゅさん» すみません。急いで直します。教えてくださりありがとうございます。 (2018年12月20日 17時) (レス) id: 560d352492 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃむーしゅ(プロフ) - 川上じゃなくて河上ですよー! (2018年12月20日 16時) (レス) id: ea9a3f21f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海月 | 作成日時:2018年12月6日 12時