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大きな仕事 ページ39

[A]


次の日、私は異三郎に呼び出されて局長室へ行く。



A「いきなり呼び出して……もしかして仕事?」


局長の椅子に座っている異三郎に聞くと、異三郎はくるりと椅子から立ち上がって私に地図を渡す。



異三郎「本日は裏の仕事でここへ行ってもらいます。」



地図に指をさす場所を見ると、港だ。



A「ここへ行って何を?」



異三郎「ここの港に鬼兵隊の船があります。そこに行って鬼兵隊のお手伝いをお願いします。」



A「また手伝い……どうせ視察とかでしょ?」


いやいや聞くと



異三郎「いえ、今回は大きな仕事ですよ。伊東鴨太郎さんをご存知ですか?」



伊東鴨太郎、真選組に所属している男。だけど真選組を自分の支配下にするために鬼兵隊などと内通しているとか。



A「うん、知ってる。」




異三郎「なら話が早いですね。その伊東さんが近頃真選組を潰すらしいです。

その援助に鬼兵隊も行くらしいのですが、河上万斉さんがどうしても来れない用事があるらしくて、河上さんが用事を済ませるまでAさんにその空いた穴を埋めて欲しいと高杉さんに言われました。」




今回の仕事は楽しそうだ。



A「いいよ。じゃあ途中まで私がやればいいのね。」




異三郎「はい。お願いします。」




A「わかった。じゃあ早速行ってくる。」




私はようやく面白そうな仕事が出来ることに嬉しくなり、ルンルンしながら鬼兵隊のいる港へ向かった。

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海月(プロフ) - まっちゃむーしゅさん» すみません。急いで直します。教えてくださりありがとうございます。 (2018年12月20日 17時) (レス) id: 560d352492 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃむーしゅ(プロフ) - 川上じゃなくて河上ですよー! (2018年12月20日 16時) (レス) id: ea9a3f21f7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:海月 | 作成日時:2018年12月6日 12時

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