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女っぽく ページ29

[A]



阿呆提督の部屋からでて、私と高杉は春雨の船の中を探索している。



2人で横に並んで歩いていると、



高杉「なぁ、Aもう少し女っぽく出来ねぇのか?」



A「女っぽく?そんなこと言われても普通じゃない?」




高杉「まず彼女は彼氏のいる前で、腕組みしながら歩かねェだろ普通。」




言われれば私は腕組みしながら歩いていたが、




A「これは私が探索する時の癖。こうした方がなんか頭がさえるんだよね。」




高杉「だが今は駄目だ。怪しまれたらそれも水の泡になる」



そう言われて私はしぶしぶ腕組みをやめる。



そしたら高杉が私の手を繋ぎだす。



A「は!ちょっと何してるの!?」





高杉「恋人はこうしているのが普通だろ。」




A「悪いけどそれは却下。」





私は秒で高杉の手を振りほどく。





高杉「ったく釣れねェな。」




A「すみませんね。きっと他の女性にやった方が良いと思いますよ。」



高杉「それじゃ意味ねェんだよ。」




ぼそっと言われたのでなんて言ったのか聞こえなかった。




A「今なんて?」





高杉「いや、独り言だァ。」





そんな会話をしていたら、前から見覚えのある2人が来た。



え、嘘。





神威「ありー?晋助が彼女連れてきたって聞いて来て見れば、Aじゃないか。」





神威は不服そうにして、いつものように微笑まない。




阿伏兎「なに!じょーちゃんまじかい、そうゆう関係だったのか!?」





違う違う!!

私は全力で誤解を解こうとして、口を開くと高杉が私の口元をまた手で押さえつける。





高杉「そういやァ、言っていなかったな。」





は!?何言っているのこいつ!

別に神威達には演技しなくていいのに!



それを聞いて神威はどんどん機嫌が悪くなり、
近くの壁をぶっ壊して、高杉を睨みながらいつもより低い声で




神威「おめでとう」




いやいやいや!
絶対神威思ってないだろ!

私は高杉の腹を肘で強めに殴り、高杉が今の衝撃で口元の手を抑える力がなくなったのを見計らって、その手を振りほどき





A「んなわけないでしょ!これは演技!!本当に付き合ってないから!」




っと全力で否定した。




神威「は?演技?」




A「今日は高杉に頼まれて、春雨を視察しにって、、!?」




私が言い切る前に、高杉が私のことを抱きしめる。





え、ちょっと!?

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海月(プロフ) - まっちゃむーしゅさん» すみません。急いで直します。教えてくださりありがとうございます。 (2018年12月20日 17時) (レス) id: 560d352492 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃむーしゅ(プロフ) - 川上じゃなくて河上ですよー! (2018年12月20日 16時) (レス) id: ea9a3f21f7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:海月 | 作成日時:2018年12月6日 12時

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