神威の短編集[銀魂]２

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[A]



えぇ！？



今の聞き間違えじゃないよね？





神威「そうだろ？」



っと顔を少し近づけて聞いてくる男。

まずい、
今捕まる訳にも行かない。



ここは強行突破するまで。




A「流石ね。でもお喋りはここまで。」




そう言って目の前の男を押して
庭に出ようとしたが





バタン！！





え、






目の前には広がる天井に青色の瞳の男の顔が。




押し倒されてる！？



嘘！？夜兎の私の力が、人間に負けたってこと！？





神威「やっぱ春雨か。捕まえちゃうぞ。」



なんて微笑んで言ってくるが


まずいまずい、捕まる
逃げないと！




そう思い足を曲げて思いっきり
男の大事なところに蹴りを入れてやった。






神威「っ……！」




ふっ
押し倒されて驚いたけど、やっぱり男はそこを蹴られたらダメみたいね。



ダメージを受けた男を押して
部屋から出て廊下を走る。




走り続けて庭が見えてきた。



あと少し！




走るスピードを上げると、
突然横の部屋の襖が開き


そこからさっきの男が私の腕を引っ張って
部屋の中へ引きずりこまれてしまった。




ストン！




勢いよく襖も閉められ、部屋には二人っきり。




神威「女があんな所を蹴るなんて、随分大胆なんだネ。」



ニコニコしながら私に近づいてくる男。
部屋の中だけど仕方ない。戦うしかない。




A「悪いけど、話してる暇はないの。どいて。」




そう言って強烈な蹴りを入れたが




A「！？」





見事に避けられてしまった。



殴って蹴ってを繰り返しても、全て避けられる。
人間がなんで夜兎に！？



驚きながらもパンチを入れると
それを避けられて、肩を押され壁に追い込まれた。


壁ドンの姿勢になりながら




神威「まぁ俺とやり合ってここまでもったのは初めてだヨ。君、夜兎だろ？」




A「…………」




悔しい。
人間に夜兎が負けるなんて恥だ。


悔しさのあまり黙っていると





A「…っ………！？」





なんか、揉まれてる！？





神威「へぇ、柔らかいネ。」



A「うわっ………やめ……ひゃっ！」





片胸を思いっきり揉む男。


こいつ！変態！？



急いで抵抗しようとしたが、もう片方の手でそれを阻止されてしまう。




神威「俺のあれ蹴っておいて、そのまま逃げれると思わないでヨ。これは仕返し。」




そう言ってさらにいやらしく揉まれる。

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