平凡な女子大生は殺し屋でした (ページ6)

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重みページ6

樋口「ついたよー」

本社でか。え？でか。なにこれ

樋口「とりあえずついてきてね。あとこれ、マスクとサングラスつけて帽子もね」

「わかった」

殺し屋、というのだから身を隠すためにするのだと悟った

そこから外に出て樋口のあとをついていく

本社の中ですれ違う人はいたって普通の人ばかり

サラリーマンらしき人やOLのような。

そこには集団で歩く人だったり、私と樋口のように2人で話しながら歩く人もいる。

みんな殺し屋なのかな

エレベーターに乗り5階で降りる

樋口は人が変わったように無口になり早歩きになっていた

とある会議室に入る

樋口「っはあーーーー疲れるわほんと。本社無理！」

「あ、はは、」

樋口「これにサインしてここの道具全部家に持ち帰ってね」

「うん」

その紙には色んなことが書いてあった

抜粋して説明すると

・案件が入ると期限以内に終わらせないと死ぬ
・この仕事のことを口外した場合も死ぬ
・ひとつの案件に対して最低5万以上
・家から本社、現場まで仕事に関する移動は全て担当者が送り迎えをする
・逃げた場合も死ぬ

的な感じだった

よく分かんないけどこれ同意しないとどっちみち死ぬでしょ

私はサインをした

樋口「本名Aちゃんか。かわいいね」

「あ、ありがとう、」

樋口「よし。これで今日はとりあえず終わり！LINE交換しよっか。てか、仕事用のスマホ渡すね」

そこからたくさんの説明をされた

樋口「なんか質問とかある？」

「とくにないかな」

樋口「はーい。じゃこれで、一旦帰るか！」

って感じでこのバイトが始まった。