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緩く締められたネクタイを外して、私を見下ろす。
こんな涼ちゃん、見たこと無かったから、
こんなこと、初めてだから。
ドキドキが止まらなくて、熱くなった顔を隠すように両手で顔を隠す。
「顔、見せて？」
『…やだ、恥ずかしい』
もう、と笑って、優しい手つきで丁寧に私のワイシャツのボタンを外していく。
男の人に素肌を晒すなんて恥ずかしくて死にそう。
「A、黒の下着なんて着けるんだ？」
『やだやだ、涼ちゃんの馬鹿！』
ちょっとおちゃらけた感じも、なかなか始まらない行為も、きっと涼ちゃんの優しさ。
こんなに素敵な人を傷付けてる、
『涼、ちゃん』
腕を伸ばして首の後ろに巻き付ける。
涼ちゃんのこと、好きになりたい。
瑞稀のことなんて、忘れたい。
そんな思いを込めて、涼ちゃんの柔らかそうな唇に自分のを重ねた。
「っ、ちょっと！」
焦ったような声。
ぐしゃりと髪の毛をかきあげた。
「そんなことをされたら、我慢できなくなっちゃうよ？」
『我慢、しなくていいよ』
涼ちゃんのこと、全部受け止めるから、
涼ちゃんも私のこと、全部受け止めて？
「…好きだよ、ずっと、Aの事だけ」
掠れた声を聞こえないフリして、涼ちゃんに全てを任せた。
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みな(プロフ) - 重い瑞稀くん大好きです…泣 (2019年4月6日 19時) (
レス) id: fa95af4103 (このIDを非表示/違反報告)
hona0216(プロフ) - 毎回凄い面白くて楽しみです！涼くんと最後結ばれるのが見てみたい気もしてきました、、(笑) (2019年4月5日 9時) (レス) id: c67cdb877e (このIDを非表示/違反報告)
アオ(プロフ) - Lunaさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします……！ (2019年3月28日 18時) (レス) id: 9c6ea69461 (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - 今回も面白かったです！毎回、展開が気になるので更新頑張って下さい。応援してます(^O^) (2019年3月26日 0時) (レス) id: fca9aa730a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオ
x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=blueao5&scr=novel/jeyuto01...
作成日時：2019年3月23日 11時
