その3 ページ3
突然現れた男、神威は鬼兵隊の良き取引先の人間。
しかもAとも歳が近く、この作戦には絶好の相手だ。
「...と言うことでござる」
ざっと事の経緯を説明すると、神威殿はあの笑みを浮かべたまま、「いいよ。丁度暇してた所なんだ」と了承してくれた。
これで相手は見つかった。しかし、
「A、落ち着くッス!」
「そうですよ、今取り乱してもせっかく立てた作戦が無駄になりまっーー」
またしても問題が。
「嫌だァァ!いっそのこと死んだほうがマシだァァ!!!」
今にも暴れ回りそうなAを抑えつけていたまた子殿と武市殿。武市殿はAに殴られ、そのまま気絶した。
「相変わらずだね、君は」
「寄るんじゃねェェ!」
Aは神威殿を嫌っている。
聞けば、私よりも後から高杉さんと知り合った癖に高杉さんが楽しそうに笑っているのが気にくわないと言うのだ。
「でもシンスケと仲良くなりたいんだろ?」
「クソォォ!!そのシンスケって呼んでるとこも気にくわねェ!」
明らかに敵意むき出しのAとは対照的に神威殿はニコニコといつもと変わらない笑みを浮かべている。
「A、ここは抑えて神威と協力した方が!!」
「何でよっ!嫌だ!!こっちを見るなァァ!」
「別に見てないんだけどなー。勘違いも程ほどにね。あ、そうか。元々勘違いが激しいタイプだったね。自分はシンスケに好かれてるって思い込んでるっていうーー」
「あァァァ!!クソッ!てんめェェェ!」
239人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ソラ - りおさん» コメントありがとうございます!思い付きで更新しているため、不定期になってしまい、読書の方には迷惑をかけております汗なるべく更新していきたいと思っているので、よろしくお願いします!♪ (2020年2月12日 18時) (レス) id: c2cc8b33f9 (このIDを非表示/違反報告)
りお(プロフ) - 高杉さんかっこいい…… ここからの展開が楽しみすぎます、!!! そして主様更新頑張ってくださいッ (2020年2月12日 16時) (レス) id: f7e6660386 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ - きょこさん» コメントありがとうございます!また更新が遅れて申し訳ないです...。きままな更新で行きたいと思ってますので、ちょくちょく覗きに来てくださると嬉しいです♪ (2020年2月12日 0時) (レス) id: 64cc8cd8ee (このIDを非表示/違反報告)
ソラ - 沖田レイアさん» ありがとうございます〜!そう言って貰えると大変嬉しゅうございます♪亀更新で申し訳ないですが、最後までお付き合いくださいませ。。 (2020年2月12日 0時) (レス) id: 64cc8cd8ee (このIDを非表示/違反報告)
きょこ - 続き楽しみにしてました!これからの展開が楽しみー!はぁ…無理やり腕掴まれたい… (2020年1月28日 23時) (レス) id: 6828360e61 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ソラ | 作成日時:2019年10月30日 14時