学校１人気の女の子は学校１モテ男が苦手。3 (ページ28)

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神宮寺さいど

女子「きゃーー」

女子「勇太くんっ/////」

朝からうるさい女子の塊

その中に俺の愛する子はいなくて。

岩橋「ふふっ Aらしい」

「そーかな？」

岩橋「そうだよ！！ほんと！」

楽しそうに話している2人が目に入る

やだなぁもう

幼馴染みくんおれの彼女取らないでよ

まあ今おれが嫉妬させてるんだけど…(笑)

だってさ、いつもいつも俺ばっか嫉妬させられて！？

もーほんとにー！

ばかA

好きだよ ←

女子「神宮寺くん！今日放課後屋上に来てください…///////」

神宮寺「お、おぉぅ…」

告白かなー？

だいたいわかるから

いつもはAと帰りたいから断るか

何とかしてるけど

まあいいや、とりあえず行こうかな

.

.

1日中 Aとはあまり喋らなくて。

むしろ岩橋にくっついてんだけど！？

やめてくれぇぇえええええ！

女子「勇太くんばいばい！」

女子「勇太今日一緒に帰ろ？」

女子「勇太くん遊びに行かない？」

おれがずっとAが好きな時からこれ。

付き合い始めてからもこれ。

毎回誘うなよおれには愛する彼女がいるの！！

神宮寺「わりぃおれ、用事あるんだわ」

そういって屋上に向かう。

その時悲しい顔をしたAがいることを

知らずに。

.

.

女子「勇太くんっ//」

神宮寺「わりぃ！遅くなった！」

女子「んーん、大丈夫」

屋上には身長は160くらい

まあまあ細めの清楚系な女の子。

神宮寺「呼び出してどうしたの？」

女子「わたし… 勇太くんの事が好きです。諦められなかったんです。」

女子「Aは敵わない存在。
皆から人気で可愛い性格だって良い。」

女子「だから憎い。」

女子「性格悪いかもしれない。それでも私は勇太くんのこと諦められない！！」

そういって抱きついてきた。

神宮寺「ちょっ、は、え、離せっ？」

バタンっ

神宮寺「へ？」

扉が締められた。

微かに見えた緩く巻かれた髪を

ツインテールにしているその後ろ姿は

おれの愛するA

Aに間違いない

神宮寺「A！！」

走って追いかけなきゃ

岩橋の所にいかないで！！