6. ページ17
A「ありがとう、送って貰っちゃって〜」
桐「おん。全然ええねんけど。」
A「でもさ〜、結局話ってなんだったの？」
桐「…」
A「？」
照史は、俯いている。
こんな表情、初めて見た。
桐「あんな」
A「うん」
桐「俺、
Aのこと、好きや。」
A「……へ？」
多分、今。
私、相当間抜けな顔してる。
桐「言ってもうたー……」
A「いや待って？いつから？」
桐「いつからやろなー…」
A「え、そんな悩むほど？」
桐「結構前からやで？自分、鈍感やからなぁ。気づいてへんもんな」
A「…え」
桐「好きな人から『振られたーー！』言われてる俺の気持ちわかったか！笑」
A「…え、ごめ、あれ？」
桐「…A？」
A「私…
照史のこと、好きかも」
桐「え？」
A「なんで今まで気づかなかったんだろ…」
桐「え、じゃあ
両、思い、？」
A「…かなぁ。」
桐「なんやねん！笑 一気に緊張解けたわ！笑笑」
A「ごめん。笑
なんか、最近色々あったから。
恋とか愛とか、わからなくなっちゃってて」
A「だから今まで上手くいかなかったのかも」
桐「ん？どういうこと？」
A「今まで、毎日会いたいとか。連絡したいとか。全然思わなくって」
「それで、『本当は好きじゃないだろ』って言われたりして」
「…本当に、そこまで好きじゃなかったのかも」
桐「…え？」
A「だって、こんな風にドキッとしたの、初めて」
桐「そか。笑
まぁ、愛とか恋とか難しいこと、よく分からへんけど。
俺でよければ、付き合ってみいひん？」
fin_
作者より
この話だけ1話多くなってしまいました。
今後もこういうことがあるかもしれません…
これからも気ままに更新していきます。
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作者名：とらい | 作成日時：2019年5月15日 21時
