6話 ページ6
A「はぁ…、私、受けないよ?二次審査なんて。」
姉「え、なんで!?二次審査に残れるなんてどれほどの確率だと思ってるの! 日本で30人しか残れないんだからね!!」
A「30人!?」
姉「そうだよ!奇跡としか言いようがないわ。笑 ねー、お願い。A。受けてよ。」
A「なんで……」
姉「…Aさ、私と2人暮しする時にダンス辞めたでしょ?」
A「!!……うん。」
私は、昔ダンスをやっていた。
友達に誘われて行ってみたら案外楽しくて。
でも、お姉ちゃんと2人で暮らすって決めてから金銭の問題で辞めようって思って辞めたんだった。
姉「私のためを思って辞めたんだろうけど、私はAには好きなことをしてほしい。」
A「お姉ちゃん……」
姉「だからさ、このオーディションに受かったら思う存分ダンスできるし、
なにより、あの約束した男の子があんたを見て会いに来てくれるかもしれないよ?」
A「!!」
そうだ…あの男の子が見つけてくれるかもしれない…。
それに、ダンスもできるなら…
A「わかった。やるよ。お姉ちゃん。」
393人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:柚姫 | 作成日時:2017年9月19日 23時