43話 ページ43
次の日
〜レッスン室〜
A「はぁ……ここどうなってんだろ…」
「切なさ、ひきかえに」の振りを覚えるために、前、コンサートでやっていた時の動画を見て覚えているけど…
やっぱり、動画には限界がある…泣
・
Hey!Say!JUMPのみなさんの顔がアップになってる時の振りがわからない…。
・
それと、歌も練習しなきゃいけない。
やることが多くて気持ちが押しつぶされそう。
すると
・
ガチャ
美織「A? 調子どう?」
・
A「美織…!」
・
美織「ここでやってるって聞いたから…。
どうしたの? 顔が暗い…。」
・
A「ちょっとつまづいてて…」
・
美織「…私、なにかできることないかな?
ダンスはあまり得意じゃないけど、歌なら…。」
・
そう、美織はとても歌が上手い。
前、ボイストレーニングやった時びっくりしたの覚えてる。
・
でも…
A「大丈夫だよ!! その気持ちだけ受け取っとく!!」
美織「…そう? ほんとになにかあったら言ってね?」
A「うん!」
これは私の問題なんだ。
私の力で乗り越えないとファンの方やHey!Say!JUMPのみなさんに認めてもらえても、ほんとに認めてもらったとは言えないと思う。
・
美織「あ!そうそう!!
来週からデビュー曲の練習始めるって!」
・
A「あ!そうなんだ!!
がんばろ!笑」
・
美織「うん!あ…そうだ、私、これからマネージャーさんのとこ行かなきゃいけないんだった…汗
…じゃあ、頑張ってね!用事済ませたら来るから!!」
A「うん!ありがとう!!」
ガチャ
美織は出ていってしまった
A「よし!もう1回最初から!」
そして、1曲踊り終わった後…
「振り覚えてないの?あとそこ、右足じゃなくて左だよ。」
・
「それと、サビのとこもうちょい強く歌った方がいい」
・
A「!!」
声がする方を向いたら、
・
知念さんと中島さんがいた。
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作者名:柚姫 | 作成日時:2017年9月19日 23時