Unknown,Climax Q&A (ページ14)

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mm「っ、佐久間くん！」

あれから2日。
頑なに佐久間の元を離れようとしない目黒に、いつの間にか佐久間の寝かせられた部屋に大方のメンバーがいつも揃っていて。

突然あがった目黒の声に、一斉に佐久間のベットの周りを囲み、部屋の外にいた阿部はものすごい速さで走ってきた。

凶暴化の件について政府に報告するために別室にいながらも、誰よりも阿部は佐久間が気になって仕方なかったのである。

ab「佐久間、痛いとこない！？大丈夫！？」
iw「阿部は落ち着いて」
sk「ふふっ、阿部ちゃん、落ち着いて？」
nb「っはあ…普通に心配したんだけど」
mm「佐久間くん、」
sk「めめ、俺受け止めてくれたでしょ？ありがとね」
mm「…ほんとに良かった、」

まだ本調子ではないとはいえ、佐久間の意識が戻ったことでE-1班の雰囲気も戻ってきた。

この2日間はそれはそれは静かだったのだ。

さすがにまだ自分で動き回る事はできない佐久間は、ベットの上で体を起こして、暇だ、と叫んでいる。

さすがにみんな心配していたからなのか、誰を呼んでもすぐに飛んできてくれることに擽ったさを感じ始めていた。

sk「しょうた～」
nb「っ何佐久間！」
sk「なんでもな～い」
nb「…なんだよ」
sk「ああ待って！話し相手になって！」
nb「水持ってくるから怪我人は大人しくしてろ！」

佐久間はひとり、苦笑いを溢すのだった。