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岩「健二郎さん!今日飲み行きませんか?」
岩ちゃんに、そう声をかけられパッと頭に浮かんだAの顔。
健「あーすまん。当分は無理やわ」
岩「えー用事ですか?」
健「いや、ちょっとな。今、幼馴染がこっち来とって。」
E「まじすか!?健二郎さんにも春が来たんすね」
健「やかましいわ。笑」
ほんま余計なお世話や。笑
流石に一人にするわけにも行かんやろ。心配やし。
健「そんなんじゃないけど、心配やろ」
岩「あ!ならその子も連れてきたらいいじゃないっすか」
健「え、いや、それは・・・あかん」
それだけは断固拒否や。会わせたらどうせ岩ちゃんかっこいいー!ってなるに決まっとる。
そうですかーってやっと諦めてくれた岩ちゃんの背中を見送りながら、無性にあいつの事が心配になってきた。
一人で大丈夫やろか。いや、大丈夫だよな。
Aやって、子供やあるまいし、成人してる女性やぞ。
一応、合鍵は渡してあるけど。変なとこほっつき歩いてないとええけどなあ。って考えれば考えるほど不安になってきたわ。
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とは言え、仕事をほっぽり出して家に帰るわけにも行かへんし次の仕事へと向かった。
今日は確か、新規の客だったはず。
「健二郎さん関西弁なんだー!私、関西弁好きなんですう!」
健「おお、ほんまに?」
「はい!健二郎さんのこと指名しよっかなあ」
健「ありがとう。嬉しいわ」
マキちゃんだったか、ユキちゃんだったか忘れる程、頭の中は上の空。
そんな俺の腕に巻き付く、マキちゃん?ユキちゃん?どっちやっけ。
「ね、名前なんて呼べばいいかな?健二郎くん?健二郎?」
健「健ちゃんでええよ。」
「呼び捨てがいいなー、だめ?」
健「健ちゃんって呼んでほしいねんけど」
「はぁい・・・」
健二郎。
そう呼んでほしいのは、一人だけ。
『健二郎!おかえりなさい!』
脳裏にAの笑顔が浮かんだ。
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葵(プロフ) - kotaさん» ありがとうございます(^^)明日載せる予定なのでお楽しみにお待ちいただけると嬉しいです! (2019年3月31日 23時) (レス) id: ea5accdc2b (このIDを非表示/違反報告)
kota(プロフ) - また新作待ってます。特に隆二くん《*≧∀≦》 (2019年3月31日 14時) (レス) id: 1738584988 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 1980noさん» いつもありがとうございますm(_ _)m隆二さんお楽しみにお待ちください(^^)! (2019年3月29日 7時) (レス) id: ea5accdc2b (このIDを非表示/違反報告)
1980no(プロフ) - 葵さん『JSB SEVEN JEWELRY』の完結お疲れさまでした。m(_ _)mまた新作と@LINEの方も楽しみにして待ってます\(^^)/ (2019年3月28日 22時) (レス) id: fb6f76b200 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - Koiru*さん» コメントありがとうございます(^^)もう少しお待ちください!m(_ _)m (2019年3月18日 7時) (レス) id: ea5accdc2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:葵 | 作成日時:2018年7月15日 19時