JSB SEVEN JEWELRY

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人「ごめんね、Aさん。」


『ううん、気にしないで？』


人「そういう決まりだからさ。でも、本当に連れて行きたいのはAさんだよ。」


『ありがとう』




俺の馴染みのBARの一室で、隣で微笑むこの女性はAさん。俺より三つ年上で憧れでもあり、･･･俺の好きな人。





以前アキラさんに連れられて行ったスナックで働いていたAさんに、俺が一方的に一目惚れした。




熱心に通い、今はこうして休日に出かけるまでの仲に上り詰めた。
俺の仕事も理解してくれるし、凄くいい人。




直己の結婚式の話になって一緒に行く子の話になったんだけど、本当に連れていきたいのは紛れもなく彼女だった。




俺は仕事とプライベートは完全に分けてるし、ちゃんと切り替え出来てるつもり。･･･できてない奴も若干いるけど。




人「はあ〜俺、こうしてAさんといる時が一番幸せな時間かも」


『お世辞が上手くなったね』


人「お世辞じゃないですー笑」




Aさんね、笑い方まで上品でさ。
笑顔も世界で一番可愛くて。




俺、有り得ないくらい彼女に惚れてるんだ。





でも、今は仕事がやっと軌道に乗って、リーダーという役職にも慣れてきた。だからこそ仕事を頑張りたい。




不器用だからさ、恋愛も仕事も上手く回せる自信がなくて。でも俺が仕事を抜けるわけにも行かないし。




だから、Aさんとはお付き合いしてるわけでもなく、こうしてたまの休日に俺からお誘いしてご飯を食べる仲だったりする。





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