乗り過ごし注意【志麻】

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本当に何を言いだしてくれるんだ




「私前にも言いましたよね？
推しのプライベートは見たくないので会いたくないって！
今日が最後だと思って仕方ないので渋々きたんですよ！！」




「渋々来たっていうか引きずられてきたけどな」




うらたさんのツッコミには触れずに続ける




「それにプライベートでリスナーと会ってるのがバレたら炎上ものですよ？
リスナーとしても志麻さんの名に泥を塗るのは嫌です」




結構どぎつい正論をかました私にセンラさんはおぉ、と感嘆をこぼす




流石に言い返せなくなったのか黙り込む志麻さんに同情の目が寄せられる
３人ともニヤついているけれど




「ですので、帰らせていただきます
少しでしたが、お話しできて楽しかったです」




言うが早いか私はまた出口を目指して駆け出す




「ちょっと、待てや









もし今ここで会う約束しなかったらTwitterブロックするで」





思わず、勢いよく志麻さんの方に振り返る




「え、ちょ、何言ってるんですか
それはやめてください…」




あまりの狼狽え具合にさっきまで押されていた志麻さんはニヤつく余裕ができている





完全に形成逆転だ





「流石にそれはひどくないですか！
リスナーブロックするのは活動者としてやばいと思うんですけど！！」




淡白な推し方をしているといっても、ぱぴぷぺぽのアカウントがブロックされることは少しはいるcrewの友達にそれがバレてしまうかもしれない




わざわざ推しからブロックされるなんて害悪行為を疑いをかけられるかもしれない、せっかく仲良くなったのにそれは嫌だ




私が真剣に悩んでいる中、他の３人は暴挙に出たと爆笑している




私にとっては笑いごとなんかじゃないのに！




「んで、A
それでも帰るんか？」

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