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第一住民? ページ3

「おっと…申し訳ない。…君、見ない顔だね、新しく来た人かな?」


ぶつかったのは金髪の髪に派手なスーツの人

ちなみに、スーツは派手だがめちゃくちゃ似合ってる


『あ、そうです!今日来たばかりの甘里 Aって言います!』

まずは挨拶、挨拶は大事だ

「Aと言うのか、いい名前だね。…私は吉良吉影。まぁ、なんと呼んでくれても構わないよ」

『吉良吉影さん…かっこいい名前ですね!』

ちょっと吉良っていう苗字羨ましいかも、かっこいいし

吉「そうかな?君も可愛らしい名前だと思うよ。…ところで君、ご両親と一緒じゃないのかい?」


…これは、子供と勘違いされているパターン…

よく間違えられるけど、そんなに私幼く見えるのだろうか

身長160はあるのに…


『えっと…私成人してるんですよねぇ…顔が幼く見えるせいか、よく間違えられるんですよね…』

吉「おっと………これは失礼。」


なんかこっちが申し訳ない…

『大丈夫ですよ?私の顔が幼すぎるせいなので。こんなんだからいつまでたっても子供って言われちゃうんですかね……』


自分で言ってちょっと虚しい


『吉良さんは大人っぽくてちょっとうらやましいです…』


吉良さんて大人っぽいのに若く見えるし、これはモテる(確信)


吉「A、君だって顔は幼いけどおとなっぽいと私は思うよ。話し方とか、仕草とか。人はそういう所に惹かれるんじゃないかな」

『そう、ですかね…』


吉良さんは言うこともかっこよくて大人っぽいな


吉「もうこんな時間か…すまないがまた今度話そう。これからここに住んでる知り合いと用があってね。私は107号室に住んでるから、いつでもおいで」

『お時間裂いちゃって申し訳ない……私は106号室なのでお隣さんですね。今度また挨拶しにいきますね!』


吉良さんを見送って段ボール箱を持ち直す


ここに住んでる知り合いと…って言ってたけど、どんな人なんだろう

吉良さんは優しい人だなっていうのはわかる


『吉良さんすっごくかっこよかったなぁ…』

大人っぽくてかっこよくて優しくて…これはモテる(二回目)


どうしたらあんな風になれるんだろう


生まれつき?(?)


でも吉良さんは私のこと大人っぽいって褒めてくれたし、今のままでもいいかもしれない


私は私ってやつかな

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作者名:かわう掃除機。 x他1人 | 作成日時:2020年3月27日 5時

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