君が好きで仕方ない 3

# 100 ページ1

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時間の流れは早いもので。






気づけば、あの日から２週間も経っていた。









ジョングクくんと鉢合わせすることもあったけど


何も言わずに目もあわさず


避けていた。








いや、避けるしかなかったんだ。







少しだけ、気まずかったから。


会わせる顔がなくて。









……









「今日も空は青いです。」





「は？」









昼休み。





ジミンとミンソと昼食をとって


次の時間の準備があるからとジミンと別れて


ミンソと二人で屋上に上がった。









スカっと晴れた青空の下





ジョングクくんの姿は


もちろんない。









心なしか寂しいと感じるのは


ジョングクくんに拒絶された日からいつも思うこと。








もちろん。それも考えないように蓋をしているけど。



時々、いや、よくそう思っている。









「A大丈夫？熱ある？」





「うるさいわ。突っ込んでよ。」









隣でにやけを押さえながら

私のおでこに手を当てるミンソに


一発食らわすと


肩を押さえながら痛い痛いと女の子っぽく笑う。









「ミンソのキャラに合わないから辞めた方がいいよ。それ。」



「私も女の子なんだもん。可愛くしたっていいでしょ？」






パチパチと瞬きをして

上目遣いをするミンソ。







「うえぇぇぇぇえ。」




「いや、最低すぎるでしょその反応。」









ギャーギャーと言い合いっこしていると



ガチャと屋上のドアのあいた音がした。

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