俺たち6人だから ２

これ以上機嫌を損ねないように。 ページ13

優吾side




午後5時30分。




北斗「ただいま」




慎太郎「ただいまー」




ようやく北斗と慎太郎が帰ってきた。




優吾「おかえり」




大我「おかえりなさい」




樹「おかえり」




ジェシー「おかえりー」




玄関まで出迎えに行くと、たくさんの買い物袋を持った北斗と慎太郎。



優吾「それ、どうしたの？」




北斗「あぁ、これ？買ったの。」




そうなんだけど、




慎太郎「まぁ、後でのお楽しみ」




そう言ってリビングへと進む2人。




北斗「慎太郎、これ、冷蔵庫、入れとくね。」




慎太郎「うん。ありがとう」




北斗「うん。」




何かを冷蔵庫にしまう2人。




北斗「みんな来て。お土産、買ってきたよ」




あれ？




怒って買い物行ったんじゃなかったの？




え、北斗と慎太郎、優しい。




樹「ちょっと待って」




大我「今じゃないとダメ？」




慎太郎「はやく来ないと俺が貰うんで。」




大我「はい。今すぐ行きます」




樹「すぐ行きます」




今日はもう、朝の騒動があったから、これ以上北斗と慎太郎の機嫌を損ねる訳にはいかない。

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